(更新:)
ORICON NEWS
お金がかかる?どんなところ?世界が注目する「ドバイ」編集部が実際に行ってみた!
まだそれほど日本人が足を運んでなさそうなスポット
ドバイの街の西側にできた新しいスポットが、ザ・ビーチ。ドバイの人のなかでも、いまいちばんホットな場所になっている。無料で開放されているビーチに沿って、カフェやレストラン、ショップなどが並び、ビーチ沿いの小道を歩くのが楽しい。エミレーツ航空がスポンサーをしているスペインの強豪サッカークラブ、レアル・マドリードのカフェもある。ビーチ右方向には、パーム・ジュメイラも見える。近くにあるメリディアンホテルにはラクダに乗れるオプションがあり、ビーチを歩くラクダを見ることもできる。
ドバイモールやバージュ・カリファそばのメトロの駅から歩いて15分ほどにある、ヨーロッパスタイルのストリート。周りは低層住宅が並び、350mほどの通り沿いにカフェやレストラン、ベーカリーなどのお店が並び、観光中に休憩するのにとても良さそうな場所だ。まだ開発途中の場所で、将来的には1.3km以上のプロムナードに発展する予定となっている。ドバイモールのあたりにもカフェが並ぶ通りがあるが、少し喧噪を離れてお茶を飲みたいなら、ぜひ訪れてみてほしいところだ。
ここは、さすがにほとんど日本人が行ったことはないと思われる場所。旧市街とパーム・ジュメイラとのちょうど中間あたりにある、メトロを挟んで海側とは反対の、企業の倉庫などが立ち並ぶ一角で、2007年から絵や写真のアーティストたちのためのギャラリーや、気鋭のデザイナーの洋服を集めたセレクトショップ、そしてカフェなどが、まさに倉庫の建物をそのまま利用した形で展開されている。あまり看板などもちゃんと出ていないので、ウェブサイトでしっかり場所をチェックしてから、行ってほしい。
ドバイクリークそばの、エミレーツ・ナショナル・バンク・ドバイのヘッドクォーターがあるビルにある博物館。ドバイのかつての主要産業の一つが、天然の真珠漁で、サルタン・アル・オワイスという真珠商人のコレクションが同銀行に寄付され、この博物館ができた。膨大で貴重な真珠の展示から、ドバイの真珠産業の歴史がよくわかるし、ドバイと日本の、あまり知られていない「真珠を通しての関係」も知れて、とても興味深い。いきなり行って入れるわけではないので、旅行会社などに問い合わせてみるといい。
こちらは海岸線沿いではなく、高速道路でかなり内陸部に入った場所にある、アウトレットモール。200を超えるお店が出店しており、アウトレットだけにかなり安い金額で、洋服やスポーツグッズ、家電製品などを購入することができる。場所が街とはやや離れているため、日本人を含め、あまり観光客の姿は少なく、どちらかといえば地元の人たちが買い物をするモール。ドバイモールほどごったがえしていることがないので、ゆったりとショッピングしたい人にはいい場所といえる。
郊外の高速道路沿いに位置するグローバル・ビレッジは、東京ドーム34個分のスペースに世界各国のパビリオンがあり、それぞれの名産品などが売られている期間限定のテーマパーク。夏になるとすべてが撤去され、また秋に新たにオープンするため、毎年、違う形、違う国のスペースが展開される。一部は遊園地になっていて、ドバイの家族連れで大賑わい。また、近くには今後、ユニバーサル・スタジオや、アメコミのマーベルのテーマパークも建設中で、一大エンターテインメント施設、「ドバイ・ランド」になる予定。
ドバイに多くの観光客がやってくるようになった要因の一つが、1996年から始まった同フェスティバル。多くのショップが参加し、毎年1月に同フェスティバルのセールを開催。多くの人が訪れるようになった。また同フェスティバルのサポートイベントのような形で、ドバイモールからも近いザビール公園においてオーガニック食品などの露店を集めて行われるマーケットや、コンテナを利用してその中で新進デザイナーたちが洋服を展示・販売などするマーケット・アウトサイド・ザ・ボックスも、ぜひ訪れたいイベントだ。