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ORICON NEWS
Twitterで人気急伸『ねこあつめ』とは?
実は大型タイトルの“開発の合間”に制作したアプリ
開発したのは、スマートフォン向けRPGなどの制作を行っている京都のゲーム開発会社、株式会社ヒットポイント。開発に携わった高崎豊氏によると、実はRPGなどの大きいタイトルの“開発の合間”に作ったアプリだという。「猫って犬に比べてワガママですよね。それが可愛い部分でもあるんですけど、“育成”というのがあんまりしっくりこなかったんです。企画当初からあんまりガッツリしたゲームにするつもりがなかったこともあり、猫好きの方がニヤリとする“猫あるある”を盛り込み『ただ眺めて楽しむ』というかたちを取りました。当初はかなりニッチなゲームになると考えていたんですよ。2〜3週間程度楽しんでもらえれば、という感覚で」(高崎氏/以下同)と開発の経緯を振り返る。
『なめこ栽培』にも共通 キャラクター収集ゲームのヒット理由
では、『ねこあつめ』の人気の理由はどこにあるのだろうか? これまでにヒットした『おさわり探偵 なめこ栽培キット』『みつけて!おじぽっくる』などのキャラクター収集ゲームとも照らし合わせると、(1)シンプルな線で描かれた“ゆるカワ”なキャラクター(2)様々に性格付けされたユニークなキャラクターのコレクション性(3)ユーザーが自由なスタイルでプレイできること、の3点が挙げられる。
ユーザーなりの自由な楽しみ方でプレイできる
反響を受け、ぬいぐるみなどグッズ化の要望も増えているそうで、「皆様の要望にお応えしない理由はなく、何かしらのかたちで展開していければと考えております」という嬉しいコメントも。『なめこ栽培キット』のようにグッズ展開やCD発売、家庭用ゲーム販売など多岐にわたる大規模ヒット・コンテンツとなるか、今後の展開に期待したい。