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上原亜衣、小島みなみ、白石茉莉奈インタビュー『恋に落ちたセクシー女優たち』
本当に最後の方でひとりさんのこと好きになってきてしまって……
上原亜衣
小島みなみ
上原 そうですね。あのシーンは雨が降っていたんですけど、それが丁度よかったなって。
――あのシーンはグッときましたよ。上原さん演じる笑顔が苦手な女子高生を優しく慰めるひとりさん。あのシーンはラストの伏線にもなっていますよね。
上原 ひとりさんが、あのプールのシーンのやりとりをしっかり覚えて下さって、ラストシーンにもアドリブで盛り込んでくれたんですよね。改めて凄いなって思いましたね。
――ひとりさんが「作り笑いでもいつかそれが本当に笑顔になるんだよ」ってアドリブで言いますよね？ あれはキュンってなるんじゃないんですか？
上原 もうキュンキュンしちゃいました！ ホントに泣きそうになりましたね。私、本当に最後の方でひとりさんのこと好きになってきてしまって。ひとりさんのことを見るたびにドキドキしてしまいました（笑）。
――あぁ〜でも分かります。あんな良い台詞をよく瞬時に作れるなって思いますよ。特にひとりさんのアドリブ力の凄さを見せつけられたのが、後半のレジスタンスとなった学生たちが決起するシーンがありますよね。小島さんも出演されたシーンで。
小島 ありましたね！ ひとりさんがいきなり歌を歌いだすシーンですよね？ 私も大好きなんです〜!!
――アドリブで、いきなりオリジナルの歌を歌って、共演者も戸惑いながら一緒に歌うという（笑）。
小島 当初の想定台本では、「皆で頑張ろう!!」みたいな台詞を叫ぶ予定だったんですけど、皆さんが突然歌いだして。私はうつむいている演技だったので、内心笑いを堪えるためにプルプルしてましたね。本当は歌いたかったです（笑）。
――悲しそうな表情してたので、「入ってるな〜」って思っていたんですけど、実は耐えていたと（笑）。
小島 はい（笑）。
“キス我慢”の経験は今後の女優業に絶対に活かせる
白石茉莉奈
上原 とんでもないです！ 皆さん本当に凄い役者の方ばかりで、とにかく失敗しないようにという気持ちだけでした
――全て一発撮りということで、もしかしたら全てを台無しにしてしまうという可能性もあるじゃないですか。考えただけで緊張してきますよ（笑）。
小島 でも、凄く楽しかったです!!
上原 意外と本番になると、その役になりきれるので楽しかったよね？
――なんか、これだけアドリブにも対応できる力を提示したら、他のどんな仕事も対応できますよね。
白石 いえいえ（笑）。ただ、やっぱり『キス我慢』は独特な演出で、ひとりさんを本筋に戻す役割もあり、私たちの台詞をきっかけに物語が進行していくこともあるので、いかに自然に進行できるかが重要だったように思います。ですから、私たちにとっても凄い経験をさせて頂いたという思いはあります。
上原 撮影が終わった後に凄く達成感はあったので、少しだけ自信にはなりましたね。
――『キス我慢』で培ったアドリブ力は、今後の女優の仕事に活かせそうですね？
小島 そうですね。もし『キス我慢選手権』のパート3があるなら絶対に出たいです!!
上原 私も元々演じることが凄く好きなので、『キス我慢選手権』をきっかけにお芝居を一杯出来たら嬉しいですね。
白石 アドリブがメインの作品は今回が初めてだったので凄く3人とも良い経験が出来たと思っているんです。私たちはセクシー女優という括りですけど、もっともっとフィールドを広げた活動が出来たら嬉しいですね。
（撮り下ろし写真：田中達晃）
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ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ
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