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第7回 好きな司会者ランキング

 テレビ番組に欠かせない番組を仕切る“名司会者”たちの存在。ゲストの個性を引き出しながらスムーズな進行が求められるMCの役割は、培ってきた経験、技術が如実に反映される。ORICON STYLEでは恒例の『第7回好きな司会者ランキング』を今年も発表。見事1位に選ばれたのは【明石家さんま】。さんまは昨年に続きV2を達成。“お笑い怪獣”の面目躍如となった。

“素人をタレントのように”みせる技術は日本一

  • 首位を獲得した明石家さんま

    首位を獲得した明石家さんま

 首位のさんまといえば、ビートたけし、タモリと共に“ビッグ3”と称され長年に渡りお笑いシーンをけん引。常にハイテンションな弾丸トークで矢継ぎ早にで話題を展開し、老若男女問わずあらゆる世代から愛されるお笑い巨人。『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)、『ホンマでっか!?TV』、『さんまのまんま』(ともにフジテレビ系)など、現在も自身が司会を務める冠番組を数多く持ち、そのほとんどが長寿番組として高い人気を維持し続けているのは周知の事実だろう。

 さんまのお笑いスキルについて今さら語ることもないが、大御所となった現在でも若い芸人以上に前に踏み込み、笑いのゴールを決めるストライカー的な要素と、絶妙なセンタリングで相手のシュートを誘発する名パサーとしての要素が双方ともに超一流なのは言わずもがな。「どんな場面でも面白く切り替えてくれるし、観ていて楽しい」(沖縄県/10代/女性)、「『おもしろい』という手柄を 自分で独り占めしないところがいい。いかにも 相手がおもしろいことを言ったかのように進行していくのは、さすがだと思う」(東京都/40代/女性)、「安定感。特に大人数の出演者をさばきつつ番組を進行してゆく技術は、他の追随をゆるさないように思う」(兵庫県/40代/男性)など、あらゆる世代がその名司会ぶり賞賛している。

 司会を務めるタレントならば、同業者を滞りなく仕切ることがある種、義務付けられているのだが、さんまの凄さというか恐ろしさは、“素人をタレントのように”見せることにかけては間違いなく日本一の技量を持っていると言うこと。一般視聴者はもちろん、子役や畑違いの文化人などが、さんまの手にかかると笑いの取れる一流タレントに豹変してしまう。さんまが“名司会者”と呼ばれる所以はそこにあると言えるだろう。

ポスト“さんま”の最右翼は上田晋也!?

  • 2位にランクインした上田晋也

    2位にランクインした上田晋也

 続く2位には【上田晋也】(くりぃむしちゅー)がランクイン。一昨年まではさんまを抜き同ランキング首位の座を2年連続で獲得しているだけに、その進行能力の高さに疑う余地はない。多岐に渡る豊富な知識と、切れ味鋭い“例えツッコミ”でベテランから若手まで、さまざまなタレントを回すことが出来るスキルは、いわゆる“ミドルクラス”の芸人の中では紛れもなくNo.1だろう。

 「頭の回転が速い。嫌味や毒を吐いても、相手を不快にさせない話術は本当にすごい。切り返しも上手い」(神奈川県/20代/男性)、「頭の回転やトーク、出演者に対する配慮が期待できる」(東京都/50代/男性)など、やはり的確なツッコミと、その知識を活かした的確な進行ぶりは折り紙つき。特にクイズ番組などの進行では現役No.1との声が多く挙がっていた。

有吉が初のTOP3入り、設楽統も初のTOP10入り!!

  • 3位に有吉弘行がランクイン

    3位に有吉弘行がランクイン

 そのほか上位を見ると、3位には【有吉弘行】が入り、昨年8位から大幅ランクアップとなった。“プレイヤー”としてはもはや確立されたものがあり、近年は司会を務めることが多くなった有吉。真骨頂である毒舌はもちろん健在だが、進行の場合はその毒をバランスよく中和させている点も彼の技量の成せる業だろう。

 また、TBS【安住紳一郎】アナウンサーが昨年の7位から4位にランクアップ。報道もバラエティもバランスよくこなすスキルは、『好きな男性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)で5連覇を達成し、初の“殿堂入り”が証明している。さらにTOP10初登場として、【設楽統】(バナナマン)が9位にランクイン。テレビ番組出演本数ランキングでは毎年上位にランクインされていることから、芸人としてはもちろん、司会者としても超一流であることが視聴者にも浸透。来年以降、さらに順位を上げてくる可能性は高い。

第7回好きな司会者ランキング

明石家さんま

  • とにかく何でも笑いに変えるのはすごい(千葉県/10代/女性)
  • 安定のおもしろさ。進行の上手さ。「おもしろい」という手柄を 自分で独り占めしないところがいい。(東京都/40代/女性)
  • 常に安定して面白く、ゲストや話題による”ハズレ”というものが存在しないから。(東京都/20代/男性)

明石家さんま

1

上田晋也(くりぃむしちゅー)

  • ツッコミが最高!よくあんなに言葉が出てくるなと感心する(宮崎県/10代/女性)
  • 反応が早い。大物にも的確にツッコめる(東京都/50代/女性)
  • 嫌味や毒を吐いても、相手を不快にさせない話術は本当にすごい(神奈川県/20代/男性)

上田晋也(くりぃむしちゅー)

2

有吉弘行

  • バッサリ切ってくれるから見てて面白い(京都府/10代/女性)
  • 頭の回転が早く、みんなが思っていることを代弁してくれるから(東京都/20代/女性)
  • 毒舌と丁寧な部分のバランスが絶妙。発言も的を射ている。観ていて不快にならない(埼玉県/30代/男性)

有吉弘行

3

安住紳一郎

  • 真面目な番組の司会もできるし、タレントに対して鋭い突っ込みをすることもできるから(茨城県/30代/女性)
  • ゲストを楽しませる話術があると思う(茨城県/50代/女性)
  • 相手に合わせた対応が上手いので(福岡県/40代/男性)

安住紳一郎

4

中居正広

  • 立場をわきまえ言動し、またユーモアも交えて関われる(兵庫県/20代/女性)
  • いろいろな人に話も振れるし、自身も面白いことを言える、そのバランスがすごくとれている(東京都/20代/男性)
  • ゲストの話を引き出すのがうまい(東京都/50代/女性)

5

タモリ

  • 司会者と言えば、やはりタモリさんだ(東京都/20代/女性)
  • 見ていて落ち着く存在(宮城県/20代/男性)
  • 進行だけでなくギャグも取り入れるユーモアがある(東京都/20代/男性)

タモリ

6

櫻井翔(嵐)

  • 進行が上手いし、知識がたくさんあって面白い(東京都/10代/女性)
  • ニュースからバラエティまでマルチにその場を回せる力量がすごいと思う(東京都/20代/女性)
  • 聞きやすいし真面目な面もあり面白い面もある(埼玉県/10代/男性)

7

羽鳥慎一

  • 安定感があるから(愛知県/30代/女性)
  • 声が聞き取りやすいし爽やかキャラクターなので(兵庫県/30代/女性)
  • そつがなく、気配りも上手。硬軟あわせ持った司会ができる(埼玉県/50代/男性)

羽鳥慎一

8

設楽統(バナナマン)

  • 一見ゆるい感じだけど、出演者も視聴者も親しみやすいあたたかいトークで、見ていて飽きない(埼玉県/20代/女性)
  • 庶民的で人当たりがよく優しい雰囲気が良い(神奈川県/40代/女性)
  • 相手を立てるのが上手(東京都/50代/男性)

設楽統(バナナマン)

8

今田耕司

  • バランスの良い司会で見ていて安心感がある(大阪府/20代/女性)
  • 上も下も関係なくいじって活かしてまとめることができるから(愛媛県/20代/男性)
  • 切り返しもうまいし、当たり障りがないところは老若男女対応できる(福岡県/30代/男性)

今田耕司

10

【調査概要】

調査時期:
2015年1月5日(月)〜1月9日(金)
調査対象:
合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女)
調査地域:
全国
調査方法:
インターネット調査

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