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ORICON NEWS
これからの医療はチームワークがカギ! 連携教育で医療のプロを育てる摂南大学に直撃!
本当に「使える」薬剤師・看護師を育成する
摂南大学では将来の医療現場を見据えて、医療系学部の見本となるべく毎年新たなカリキュラムを積極的に採用している。低学年時に基礎をしっかりと身につけたうえで、高学年にはクリニカルパス(診療計画書)を薬学・看護協働で作成し一緒に治療計画を立てるなど、合同での作業に慣れるプログラムを多用。
「IPE教育はみんなで治すという発想です。職域を理解し合うと、融合すべきところと分離すべきところもはっきりする」と河野教授。「大切なのは、各医療従事者が患者さんのために倫理観・使命感を共有することですから」。
〜合同実習ってどんな感じ?〜
加藤宏樹さん(薬)「薬・看合同のカルテ読解演習では視点が全く違っていたよね。僕たちの場合、どうしても薬や病態にまず目が行きます。でも患者さんたちは、食事やトイレなどを含めた日常生活の中で薬を飲むという動作がある。患者さんたちと多くの時間を共有している看護師さんたちは、僕たちの知らないことを知っています。お互いの意図を理解しあって情報を共有し、伝達の行き違いをなくすことは、医療の正確性に通じます」。
田中彩佳さん(看)「私は看護学部ですが、もともと薬について興味があったんです。ただ、薬だけではなく人と関わる仕事をしたいと思って看護を選択しました。摂南大学では看護はもちろん薬学的な視点も学べるので私にはよかったと思います。最近では学問をもっと深めたいと大学院への進学を考えるようになりました」。
単独の教育では得られなかった経験をもとに、学生たちはそれぞれ新しい一歩を踏み出そうとしている。摂南大学はスペシャリストを目指して頑張る人の可能性を広げてくれる頼もしい大学だ。
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摂南大学
7学部13学科からなる総合大学。総合大学の特長を生かし、独自の目標や研究分野などに関連した他学部・他学科の開講科目の履修も行うなど、幅広い知識を学べる環境を整えている。