ORICON NEWS
デビュー20周年のCOWCOWが新たな展望を大いに語る!!
ライブにもお子さんが多くなったので子供料金を設定しました(笑)
善し内容とは全く関係ないジャケなんですけどね(笑)。今回は韓流映画をイメージしまして。
多田健二特別、何の作品ということはないです(笑)
――改めて作品を観たんですけど、やはりその完成度の高さに驚いたのはもちろん、お客さんにお子さんが多いのも印象的でした。
善しそうですね。やっぱり「あたりまえ体操」の影響で家族で観に来てくれるお客さんが増えましたね。
多田だから子供料金も設定しました(笑)。やっぱり大人と同じ料金だと可愛そうなので。
――お財布にも優しい(笑)。老若男女、誰が観ても楽しめる構成で、それがCOWCOWの強みだなって改めて感じましたよ。限定しない笑いというか。
多田ありがとうございます。子ども料金を設定しているからには、打ち合わせの段階でこのネタはやめようということもあります。
善しいわゆる大人の方向けのアダルトネタですね(笑)
子ども向けにネタを作ってもスベるだけ
多田僕らがネタを作るにあたって、子どもに合わせてネタを作っているワケではないんです。逆に子どもに合わせてネタを作ってしまうとスベる(笑)。今のお子さんは賢いのでね。普通に作ったネタを背伸びして観てくれるので。
――子どもって親や年上を模倣しますもんね。
善しかといって、高度な笑いを提供しているワケではないんですけど(笑)。自分たちがやりたい笑いとすり合わせた形で提供できたらいいねって。
――今回のDVDにはライブ映像のほかに、本人や同僚芸人が選んだベスト作も収録されていますね。
多田特典映像は僕らも気に入ってます。過去6作品から僕らが好きなネタをチョイスして、僕らのネタを観てきた同僚芸人もベストネタをチョイスしててお買い得です!
善しただ、実際は選び辛かったですけどね(笑)。選びきれないといいますか。だから、面白さプラス思い入れを含めて選びましたけどね。僕が選んだネタは結構大人な感じを入口にしているんですけど、中身は子どもも観れるという。やってることはとんでもない大人の汚い面が出てるんですけど(笑)。だから、もし大人になって観直したら「こんなんなの!?」ってなるかも。
――子ども向けの作品って、よく観ると結構ドロドロしてますよね。
善しですよね。『ガンダム』とかだって凄いドロドロしてるし。
――後世に残る子ども向けの作品って、大人の鑑賞にも耐えられるからこそ残るんですよね。
多田確かにそうですよね。作り手側としても、そこは常に念頭に置いて作ってますね。
予算はないけど全然嫌ではないし、それを逆手に取って楽しんでますよ
善しそれは若手の時に結構打ち砕かれたので耐性はあります(笑)。僕らが若手の頃って、今よりはまだセットにお金を掛けられた時代だったんですよ。ナイナイさんのライブとか観に行って、巨大な自転車のサドルに2000万とか掛けてるって聞いて(笑)。で、僕らも小劇場でライブをする際に色々提案したら「なに考えとんねん!!」って(笑)。
多田結局は制約されるのが普通という結論に至りまして(笑)。
善しそうね(笑)。あと、衣裳やセットにお金を掛けてしまうと進行にも支障をきたすので、お金を掛けるのも別の問題が生じるんですよ。
多田打ち上げにもお金掛けれんもんね!差し入れのお菓子あげたりとかね(笑)。
――節約節約で(笑)。
多田でも、そんなのも全然嫌ではないし、それを逆手に取って楽しんでますよ。
善し衣裳とか小道具も使えるものは残しているので、それをリサイクルしてね。
多田僕らぐらいじゃないですかね。お互いの家に小道具倉庫があるコンビって(笑)。
善しもう中学生も小道具が散乱している家に住んでいるので、凄く話が合うんですよ(笑)。
多田大概の物はありますからね。将来は小道具のレンタル屋でもやろうかなって。
――芸人さん御用達の(笑)。
多田ちょっと料金高めに設定してね(笑)
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Infomation
性別年齢関係なく笑わせまくった東京と大阪で開催された公演より「フリーキック」「おしごとずかん」「漢字-1グランプリ」「極道の息子の反抗期」「寿司屋」「言気道」と漫才ほか全11ネタを収録。 特典として2人が選んだベストネタも収録
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