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葵わかな SPECIAL INTERVIEW 女優とアイドル、“天が二物”を与えた少女
中学生になって、物事をより深く考えることになったというか…。
葵わかなよく言われます。20歳って言われたこともあって(笑)。
――それはちょっぴりショックだったでしょ?
葵ちょっとだけヘコみましたね。実際に20歳になったら、何歳に見られるんだろうって不安になります。
――落ち着いた雰囲気があるから、そう見られるんでしょうね。葵さんは2009年から芸能活動をスタートさせましたけど、元々芸能界に興味はあった?
葵デビューしたのが小学校5年生のときだったんですけど、ちょうど『クイズ!ヘキサゴン』にハマっていて、テレビで観ていて「出たい!」って思ったんです。で、オーディション用の写真を原宿に撮りに行ったら、たまたま原宿でスカウトしてもらったんです。
――へぇ〜、めぐり合わせですね!「ヘキサゴンに出たい!」って思わなかったらスカウトもされなかったでしょうし。
葵そうですね! ただ凄く嬉しかったんですけど、写真を撮り終わった後だったので損したなって(笑)。
――写真代くらい、スカウトされたんだから安いもんでしょ(笑)
葵(笑)。それで、事務所に入って約1週間後に受けたCMのオーディションに受かって、いきなり鹿児島に行ったんですよ。霧島の天然水のCMで実際に現地で撮影をしまして。
――へぇ〜。事務所に入って、いきなりCMが決まるのは凄い!!
葵まだ芸能界にいるって実感がないままでのお仕事だったので、凄くフワフワしてました。何も考えてなかったというか…。
――そうですよねぇ。でも、芸能の仕事という“非日常の空間”を体感したことで、徐々に実感も沸いてきた?
葵そのときは実感が無かったです。コンビニに撮影したポスターが貼られていた時期があって、学校の通学路のコンビニにも貼ってあったんですよ。最初は自分の顔がアップで載っているので凄く恥ずかしかった記憶があります。友達に見られたくないって。
――コンビニに写真が貼られていたら友達もビックリするよね(笑)。周囲の方は芸能活動をする葵さんについてどのような反応をしてました?
葵親は「勝手にやれば」って感じですね(笑)。
――放任主義なんだ。
葵はい。でもやるからには、しっかりやりなさいって。家族は凄く応援してくれます!! 学校の友達も、最初は気をつかって私の仕事について聞いてこなかったんですけど、最近は「頑張ってるね」って言ってくれるようになりました。
――周囲の反応の変化と共に葵さん自身も徐々に自覚していったわけですね。
葵そうですね。あと中学生になって、物事をより深く考えることになったというか…。
――あの〜中学生のときなんて何も考えてなかったですけど…。
葵そうなんですか(笑)。周りの友達も環境の変化から、どんどん大人になっていく感覚があったんです。その影響から自分自身の意識の変化もあったのかなって思います。ちょうどそのときの夏休み中に、映画『瀬戸内海賊物語』の撮影で1ヵ月くらい四国でロケをしていて、親元を離れていたんですよ。
――非日常の空間を長時間にわたって体感したわけだ。
葵そうなんです! 家や学校に行かないで毎日毎日、お芝居をしている環境を経験したのが凄く大きかったですね。そのあと、学校の友達に会っても話題についていくのが大変で、「私は芸能活動をしているんだな…」っていう実感が沸いたというか(笑)。
――浦島太郎状態になって初めて実感したと。その映画の撮影はやっぱり大変でした?
葵そうですね……やっぱり毎日撮影があるという環境が初めてだったので「あぁ、これが芸能界かぁ…」って思いはありました。海での撮影だったので、日焼けで顔が痛かったり、船酔いになったりしてツラいときもありましたけど、一番ツラかったのは両親がいなかったことですね。
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・葵わかな公式ブログ
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