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ORICON NEWS
BIGBANG『感動と興奮に包まれた初の東京ドーム公演をレポート!』
ファン&僕たちにとって記念すべき日
といつも優しく穏やかな口調のG-DRAGONも、この日はMCから気合いがみなぎっている。「BAD BOY」、「MONSTER」、「FEELING」とアルバム収録曲から、ライブ定番曲「ガラガラGO!!」、「LIE」、「LAST FAREWELL」まで、現在のBIGBANGを象徴する、新旧織り交ぜた楽曲たちをアンコール含め、なんと31曲披露!
さらに3大ドーム公演ならではの演出と選曲として、G-DRAGONが昨年9月に韓国でリリースし、話題となったソロアルバム『ONE OF A KIND』のなかから「CRAYON」を初公開。ステージを縦横無尽に動く、彼のコミカルで自由度の高いパフォーマンスに観客が体を揺らしながら釘づけとなった。またV.Iは、同日リリースされたドームツアー記念盤『SPECIAL FINAL IN DOME MEMORIAL COLLECTION』収録のソロ曲「WHAT CAN I DO」をこの日特別に日本語で熱唱!観客を歌やダンスで魅了するのみならず、MC(盛り上げ)担当として、流暢な日本語で個性の強いメンバーをけん引。彼のひたむきな熱意が伝わってきた。「僕たちBIGBANGは、4年前、東京ドームの隣りにあるJCB HALL(現・TOKYO DOME CITY HALL)で2000人を前にライブをしていました。しかもその日は、X JAPANのみなさんがここ東京ドームでライブをしていたんです。でも、今日は違います。僕たちBIGBANGが東京ドームにいます。夢は現実になりました。今日はみなさんにも、僕たちにも記念すべき日になると思います」(V.I)と彼の心のこもった一言一句に、会場は大きな拍手、感動に包まれた。
そして、このツアーでの一大イベントになった「BLUE」での青い光(ペンライト)のじゅうたんや「HaruHaru」の大合唱も見事に揃い、ファンと5人はまさにひとつと化した。またアンコールの「MY HEVEN」「声を聞かせて」では、G-DRAGON、T.O.P、SOLの兄チームとD-LITE、V.Iの弟チームにわかれ、トロッコに乗ってドームを周遊。スタンド席のファンに、大きく手を振ったり、何度もおじぎをしたり、グッズを投げたりと、精一杯の感謝の気持ちを笑顔で向けていた5人の姿が印象的であった。
V.Iの22歳の誕生日をサプライズで……
またこの日、D-LITEから「発表があります」というMCに、SOLが「結婚?」とジョークを言うと「2月に結婚します!」と乗っかり、悲鳴が沸き起こる場内。「冗談です」と、改めて2月27日にカバーアルバム『D’scover』をリリースし、日本ソロデビューとツアーをすることを公言!さらに京セラドーム公演では、G-DRAGONが今春にソロドームツアーを開催することを発表!SOLもソロアルバムに向けての制作中であること、T.O.Pは映画の撮影が95%終了したことと今年の目標として「日本で彼女が作りたい!(笑)」と大胆宣言!?当然のごとく会場中にどよめきが響いたのだった。「初めてのドームコンサートなのですごく心配でしたが、無事終わってホッとしています。日本に来ていつも良い思い出をもらっています。日本デビューしてから3年という期間で、ドームツアーや記念の作品をリリースすることができて、本当にうれしいです。今まで、応援してきていただいたファンのみなさんのおかげだと思っています。もっとBIGBANGが大きく成長する姿をお見せできるよう頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」(G-DRAGON)、「僕たちBIGBANGは、みなさまのおかげで、もっと大きくて明るい夢を見れるようになりました。みなさんが輝いているから、僕たちBIGBANGが明るく見えるのです。BIGBANGの道しるべになってください。僕たちがもっといい道に歩けるように、僕たちの未来を、僕たちの人生をファンのみなさまが案内してください。みなさんと一緒なら何も怖くないです。辛いときも、悲しいときも、みんなで力を合わせて乗り越えていきたいです」(V.I)。
距離にすると、なんと地球を約3周半した5人の長い音楽の旅路も、地元・韓国(1月25日〜27日、ソウルオリンピック公園体操競技場)でついにフィナーレを迎える。
(文:星野彩乃)
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