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武井咲『どれだけ魅力を感じられるか…どれだけ時間を過ごせたか…』
そういう人を私も引き寄せたい(笑)
武井言えるかなぁ……。でも、剣心みたいに、あんなふうに優しく言葉を返してくれる人って、いいですよね。そういう人を私も引き寄せたい(笑)。
──そんな引き寄せ力も含めて、薫ちゃんってほんとにパーフェクトな女性ですね。
武井そうですよね。難点は、料理が下手ってところだけですね(苦笑)。私も料理、がんばらないと(笑)。
──まあ、料理に関しては、神谷道場には恵さんもいますから(笑)。
武井そうですね(笑)。
──剣心と薫の恋の行方も気になりつつ、『京都大火編』『伝説の最期編』の怒濤のアクションもすごいですね。
武井『京都大火編』の冒頭から、もう衝撃的な映像ばかりです! あれだけ本気のアクションは日本映画ではなかなか観ることができないと思います。そして、実は私も『京都大火編』で、薙刀のアクションに挑戦しているんです。
──どんなところが大変でしたか?
武井薙刀はけっこう重さと長さがあるので、衣裳にひっかかってうまく立ち回りができなかったり、振り回すのは大変でした。しかも、アクションは芸術であって、そこにお芝居としての気持ちも入れなければならなくて。大友監督やアクション監督の谷垣さんから教えていただいたのは、アクションをしっかりと身体になじませて、そこに薫ちゃんの戦う意味を加えていく、ということ。気づくと本気で戦っていました。そういうリアルな部分をうまく引き出していただいた気がします。また、その薫ちゃんの必死さというのが、そのまま剣心への愛情として映し出されていると思います。
──どのシーンも剣心への愛があるんでね。薫に負けず劣らず危険をおかして薫を助けに行く、剣心の愛にも心打たれます。
武井そうなんです! 絶対に守ってくれるっていう信頼があるんですよね。たまらないシーンがたくさんあります! もう、すべてがカッコいい。とにかく、薫にとって剣心はかけがえのない存在なんです。
──役とはいえ、剣心のような男性に守られていると、現実での男性へのハードルもあがりませんか?
武井必然的にハードルあげちゃっていますよね、きっと。剣心だったら守ってくれるのに、どうして守ってくれないの!? って、欲が出ちゃうかも(笑)。
(文:新谷里映/撮り下ろし写真:草刈雅之)
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るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編
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