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(更新: ORICON NEWS

入山杏奈『もっと笑った方がいいのかな?』

アイドルグループ・AKB48メンバーとして幅広く活躍。5月の握手会での痛ましい事件から、まさにいま復帰を遂げようと元気な姿を披露している入山杏奈。そんな入山が『青鬼』で映画初主演! AKB48を離れて単独で臨んだ撮影現場で感じたこと、AKB48としての挫折とこれから、女優としての意識など、いまの入山の素顔を掘り下げるロングインタビュー☆

新鮮で刺激的!今までにない新しい経験

――映画初主演ですね。
入山プレッシャーもありましたし、最初はやはり不安でした。顔合わせとかどうしていいかわからなかったです。人見知りが出てしまって(笑)。でも撮影が始まってからは、周りの方々の支えで、楽しく出来ました。『青鬼』はホラー作品ですが、ただ怖いだけじゃなく、ストーリーがおもしろいので主演させていただけてうれしかったです。

――監督とはどんな話を?
入山お芝居のアドバイスをいただいたり、お勧めの映画を教えてもらったりしました。

――何を勧められました?
入山ホラーを観た方がいい、『シャイニング』は最高だよって(笑)。実際に観て本当におもしろかったです。ホラーが好きになってきました(笑)。

――撮影中は、共演者のみなさんとはどんなお話を?
入山学校みたいな雰囲気の現場で、本当に他愛もない会話をしていました。じゃんけんに負けたら、お弁当を片付けたり(笑)。撮影に入ってからは、人見知りもなくなって楽しめました。

――映画のお仕事は入山さんにとって、いつもと違うフィールドでした。難しかったことは?
入山映画の現場に入って、みんなでひとつの作品を作リ上げるということが、今までにない新しい経験でした。AKB48のみんなで何かをやりとげるときとはまた違った感覚で、新鮮で刺激的でした。AKB48のメンバーもいろいろな分野で活躍していて、意識の高い子ばかりなんですけど、改めてそういうみんなの姿を外から見て、純粋にかっこいいなって。さらに憧れるようにもなりました。

――今作の入山さんは、とてもスクリーンに映えていました。ご自身ではどうですか?
入山(小声で)うれしい。今までは漠然とお芝居の仕事をしてみたいと思っていたのが、実際に現場の空気に触れて、もっとここに携わりたい、もっといろいろなお芝居がしたいって思いました。これからも挑戦したいです。

純粋に楽しめる…意識が変わってきた

――最近、こうして個人の活動が増えてきていますね。グラビアなどでも本当によくお見かけします。
入山おっ(笑)! 個人の活動をしていると、そのぶんグループでの活動も楽しいし、AKB48の外でしているお仕事がAKB48に還元されたらいいなって思うようになりました。

――今回、入山さんにインタビューさせていただくということで、AKB48総監督の高橋みなみさんに入山さんのことをいろいろ聞いてきました。
入山えー!なになに!? 怖い(笑)!

――あんにん(入山さんのニックネーム)は、見かけのキレイさに反して案外話せる子だよ。頭がいいし。パフォーマンスに関しては、苦手意識があるみたいだけど、ライブは嫌いじゃないと思う、と。
入山苦手意識あります……(笑)。ダンスが下手なんです。

――それはファンの方は知っている? 共通の認識なんですか?
入山ファンの方には、「やる気ないぞ、あいつ」みたいに言われたり……(笑)。

――それは、いい意味でいじられている?
入山きっと、リアルに思われているんです(笑)。でも、わかってくれて応援してくれている方もいると思います!。逆にメンバーにはいじられています。

――歌はどうですか?
入山歌は……可もなく不可もなく(笑)。でも、歌うこともライブも好きです。最初のころは、緊張もしていたし、自分の状況がよくわからなかったんです。だけど、足を運んでくださるみなさんに全力で楽しんでいってもらいたいって思うようになって、それからは自分も純粋に楽しめるようになりました。意識が変わってきました。

――総監督から、頭が良すぎてバカになりきれないときがある、とも聞きました。
入山「頭が良すぎて」は違います! 言い過ぎです! でも、それなんですよ(笑)! 変に根が真面目というか、型を崩せない、殻を破れないというか……。

――“もっと殻を破って欲しい若手のひとり”と聞いています(笑)。
入山はい……。

――これは期待の表れなんじゃないですか。総監督すごいですね。入山さんご自身で思っているところをまさに見抜いている。
入山ありがたいですね。やっぱりすごい(笑)!
(文:ジェントル/撮りおろし写真:逢坂 聡)

⇒ 次のページ【親しみやすい雰囲気作りをします(笑)】

青鬼

  新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュン。そんなシュンを杏奈は気にかけていた。2人は化け物が現われると噂される<ジェイルハウス>の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。
 無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。
「ねえ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」
 脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。

監督:小林大介
出演者:入山杏奈 須賀健太 陳内将 聖也
【映画予告編】 【公式サイト】
2014年7月5日(土)全国公開
(C)2014 noprops/黒田研二/「青鬼」製作委員会

関連リンク

<インタビュー 前編>純粋に楽しめる…意識が変わった
<インタビュー 後編>自分に自信を持ってこれからも
入山杏奈 撮り下ろし☆PHOTO GALLERY☆
<映画予告映像>不気味な洋館へ足を踏み入れると…
『青鬼』公式サイト

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