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倉科カナ「頑張った姿は、きっと誰かが見てくれている」
デビュー当時、10年前から挑戦したかった役だった
どのようなところに魅力を感じて“川本あかり” を演じることを熱望したのだろうか。
「私の母は健在ですが、境遇や家族の関係性などが川本家やあかりさんとどこか似ているような気がしました。性格面においてもあかりさんは穏やかで明るくて温かい面しか周りに見せず、強くあらなきゃと、きっと心の内側ではいろいろなことを抱えていると思うんです。実は私も家族に対して弱さを見せないようにしている部分があるので、あかりさんに自身を重ねて“演じてみたい”と思ったのかもしれません。似ているぶん役作りはしやすかったように思いますが、演じるのは凄く難しかったです。大友監督も“あかりさんを演じるのは難しいよね”とおっしゃっていました」
辛い過去により閉ざされた零の心を開く川本3姉妹は、今作にとって非常に重要な役どころである。それだけに大友監督は川本家にピッタリの家をセットではなく実際に人が住んでいる家を探しまわって見つけたという。更に姉妹の関係性を完璧にするべく、クランクイン前には3姉妹を演じたキャストだけの“お泊まり会”が実施されたことも明かしてくれた。