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ORICON NEWS
倉科カナ「頑張った姿は、きっと誰かが見てくれている」
いつも何かと闘っている
「女優というお仕事は勝ち負けがハッキリした将棋の世界とは違いますし、これをやったからこれができるようになるといったセオリーもないんです。だからこそどんな現場も毎回必死で挑んでいますし、もっとお芝居が上手くなりたい、もっと作品に馴染んだキャラクターにしたい、など自分を追い込むことも多くて…。メンタル的にも体力的にもハードなお仕事なので、自分自身と向き合いながら私はいつも闘っています。私にとっては“向上心=闘うこと”なんだと思います」
つい先日最終回を迎えたドラマ『奪い愛、冬』では、元カレと再会したことで元カレの妻から恐ろしい嫌がらせを受けるヒロインを演じていた倉科。“反響が多くて嬉しいです。『奪い愛、冬』ではサンドバックのようにすべてが受け身のお芝居でした(笑)。昨年は月9ドラマ『カインとアベル』にも出演しており、話題作が続いたことで芝居に対する意識の変化もあったという。
女優を続けて10年。もうすぐ30代に突入する。今後どんな役を演じていったらいいのか悩んでいる時期だという。そんな彼女に憧れの女優を聞いてみるとハリウッド女優の名前がいくつか挙がった。
『テイク・ディス・ワルツ』や『とらわれて夏』といった作品から、彼女が“大人の女性”を主人公とした物語への出演を望んでいる事がわかる。倉科カナは自分と“戦い続けて”そこを目指している。一方、どんな役にもなれると語る倉科だが、“本来の自分”を見つめなおす時、どんな風に自分をリフレッシュしているのか。意外な答えが返ってきた。