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【新刊】街角には大事件は起きていない。誰も気には留めない景色を見逃さず、現場を歩き続きけた男の随筆集。徘徊文学/店文学『街角ダイアリー 答えはいつも、現場に落ちている』発売!

パレードブックス

パレードブックスは、2026年8月10日(月)に『街角ダイアリー 答えはいつも、現場に落ちている』(著:山里朔)を全国書店で発売いたします。

■パレードブックス新刊






『街角ダイアリー 答えはいつも、現場に落ちている』著:山里朔
街を歩く。店に入る。人とすれ違う。そこに特別な出来事はない。だが、会議の端、値札の裏、沈黙の間に、確かな営みが残っている。飲食と不動産の現場を歩いてきた著者が、五十の断片として拾い上げた“答えの痕跡”。読むというより、思い出す一冊。
■あらすじ
スナック、レストラン、カフェ、電気屋、ホテル、役所、鉄道、公園……誰もが交わる場所。誰も気に留めない景色の中に、人の癖や制度の歪み、善意の限界が見えてくることがあります。街角を通して人の営みを書き残した記録。

◇あるカルテ 設計は細部に宿る
半地下の人影の少ない通り、居抜きでドアだけ透明にした店がある。二十代で初出店、彼女にしか見えない設計図ができていた。顧客のカルテがあるのだ。
◇ファーストフード店にて 鼻差の勝負
カップ見える文様は定量のための“印”だ。わずかな誤差、たった5mlというなかれ。1日500杯×5ml=2500ml。看過できない量になる。労働集約型の最たる外食産業、鼻先の差が命運を分ける。
◇代理店方式
スナックのママの代理店の話。客付きのママを採用するのだ。経験者ではない。学校、ママ友、会社の同僚、サークルの仲間。一般客はいない、いや、こなくてよい、この仕組みは途絶えないのではないか。
◇ワインバーにて
仕入れは業者任せ、自ら発注しない。処分したい商品を予算に合わせて送ってくる。B級商品もある。ラベルが少し剥がれている、中身は問題ない。スタッフは日替わり、酒は何があるかわからない。決定しているのは営業時間だけ。
◇駅前カフェにて―レシートの五秒
「レシートは必要ですか?」答えは三つに一つだろう。「はい」「いいえ、いらないです」―――そして無言。一人5秒、十人で約1分。日に500人なら四十分以上。年間フル営業なら356時間になる。
◇オーベルジュの理由
レストランと宿泊施設を兼ねたいわゆるオーベルジュ。厨房をチラ見したときお皿に光が反射していた。シェフが全体を見れるように天井が鏡になっていた。最終段階を見なければ台無しになる。ゆえに、チェーン店などありえないそうだ。
◇すべて採寸から始まった
店長はいつもストップウォッチ、メジャー、小型カメラを所持している。
「今日からこのシートに掃除時間の開始と終わりを記入してもらう」
◇あるホテルにて
今や携帯電話の保守が快適な旅に必要な必須事項になっている。このホテルの一階にブティックがあったが今やそれはオワコン。今、必要なのは携帯ショップではないだろうか。
◇電気屋で教わったこと
スタッフの等身大の写真パネルを貼り、「ご存じですか?スマホから文字入力しなくてもパソコンに反映できます。私が実演します」と技術を見せることを提案。ポイントとか、数%負けるとかでは素通りが多いのでは。
◇駅前広場にて 煙草は今日も売っていた
駅前には吸い殻が散乱していた。喫煙者が悪いわけではない。吸う場所を示していない、改善も同様である。売上の六割が税収。決して無視はできない額である。喫煙所を改札出たところに設置し、そこ以外での喫煙は罰則を強化はどうか。
◇十五日、並んだ訳 年六階の行列
年金支給日。銀行に行列ができ、寿司屋は大忙しの偶数月の十五日。
◇小学校の社会科見学
一気通貫の社会科見学と、親子の安心と子供の自由を支えるライトレールという新交通システムの話。
◇不動産は家にある
不動産業者しか閲覧できない物件情報のシステム。一般人もアクセスできるように公開したらどうだろう。“どこでも検索君(仮)”の利用で全国の物件が閲覧できる。有料でもよい。何件も回ることを考えたら安いものだ。
◇令和の用水路
電気、ガス、上下水道、通信の共同溝を通すことを提案。工事のたびに道が掘起される、電柱が目立つのは先進国では日本だけである。今、必要なのは“令和の用水路”だ。

50日間、街を歩いた。歩いた時間よりも立ち止まった回数のほうが多かった気がする。人は立ち止まったときにしか街を見ない。流れているあいだは街はただの背景でしかない。このダイアリーを書き終えて改めて思う。問題はほとんどの場合、人ではない。仕組であり手順であり決まり事だった。
■著者プロフィール
山里 朔(やまざと さく) 
令和の俳諧人(徘徊)を自称。飲食業、不動産、小売・サービス業などさまざまな現場を経験。長年、街と店、人の営みを観察し続け日常の断片を書き留める。現場感覚を軸にした随筆・観察文学を執筆。
「答えはいつも、現場に落ちている」をテーマに、街角で見つけた違和感や人間模様を書き続けている。著書に『坂道の危険なカフェー由美子の場合』。

著者からのメッセージ
飲食経験者・接客業・現場職の方、街歩きや店(得に個人店)好きな方へ。
私は長く飲食、不動産、小売、サービスの現場に置いてきました。会議室では見えないことが、現場には残ってます。この本は、「街角」を通して人の営みを記しました。
本書は、一般的なエッセイやビジネス書とは異なり、「街角の現場観察」をテーマに構成されています。飲食、小売、不動産、公共サービスなど、日常の現場を横断的に描きながら、人と制度の関係を記録した作品です。私自身は本作を「店文学」「現場文学」の一つとして捉えています。
■書籍情報
書籍:街角ダイアリー 答えはいつも、現場に落ちている
著者:山里 朔
出版社:パレード
発売日:2026年8月10日
ISBN:978-4-434-38055-6
仕様:四六判/並製/218ページ
定価1,100円(本体1,000円+税10%)
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre02/978-4-434-38055-6.html
Amazon:https://amzn.asia/d/0dl9xei4
■出版社情報






母体である株式会社パレードはデザイン制作会社。プロの技術と知識により、優れたデザインと高い品質であなたの本づくり&出版をトータルサポートします。

パレードブックスの自費出版
https://www.p-press.jp
TEL:0120-123-455
Mail:paradebooks@parade.co.jp

パレードブックスの書籍紹介
https://books.parade.co.jp

【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区浮田1-1-8
東京支社:東京都千代田区西神田2-8-5 SHONENGAHO-1 5階
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』

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提供元:PRTimes

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