なでしこジャパンをW杯優勝へと導いたキャプテン・澤穂希が、優勝後初の自著『夢をかなえる。 思いを実現させるための64のアプローチ』(徳間書店)を21日に発売する。「夢をかなえようとしている人たちの背中を、ほんの少しでも後押しすることが出来たら」という思いで綴られた同書。アスリートとしての心の在り方や、“仕事と結婚”に揺れ、悩み抜き、それでもサッカーという道を選んだ33歳の一人の女性としての素顔も明かしている。 「夢は見るものではなくかなえるもの」という言葉を中学生の頃から胸に掲げ、女子サッカー界をけん引してきた澤が、実体験の中から感じてきたシンプルな心の在り方と習慣を紹介。「宿命は変えられないけど、運命は変えられる」、「コンプレックスは無理に克服しません」など、自分に厳しくあり続ける一方でウィークポイントとも上手く付き合う方法を披露。また、「恋愛だけは負けず嫌いになりません」と、ユニフォームを脱いだ女性としての胸の内も語っている。
2011/11/08