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　米俳優シルベスター・スタローンが脚本・監督・主演を務め、新旧のアクション・ヒーローを集結させた映画『エクスペンダブルズ』が、全米、全世界のボックスオフィス（興行ランキング）を席巻している。公開から2週連続首位を獲得した全米をはじめ、世界18ヶ国・地域で興行収入1位を獲得していたことが、ボックス・オフィス・モジョの調べで8月31日、わかった。

　8月13日より全米で公開された同作は、15日までの3日間で3503万ドル（約30億円）のオープニング興行収入を記録し、『ロッキー』や『ランボー』など、スタローンが監督、主演した作品のオープニング週末興行記録を塗り替える快挙となった。翌週末（20〜22日）も1650万ドル（約14億1000万円）を売り上げ、2週連続首位を獲得。3週目（27〜29日）は950万ドル（約8億円）で3位を堅持した（1ドル＝約85円で計算）。

　全米以外では、ベルギー、ルクセンブルク、クロアチア、フランス、ギリシャ、アイスランド、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、イギリスなど、計18ヶ国・地域で1位を獲得している。2位に上がった国もスペイン、ポルトガルなど8ヶ国を数える。

　同作には、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、スティーブ・オースチン、ランディ・クートゥア、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、テリー・クルーズ、ミッキー・ロークらアクションスターが総出演。この大ヒットを受け、スケジュールの都合で同作に出演できなかったジャン・クロード・バンダムにスタローンが「だから出演すればよかったのに！」と話したとも伝えられる。

　物語は、誰からの指図も受けず、自らの意思と法外な報酬のみで行動する傭兵集団「エクスペンダブルズ」の活躍を描く。新たに舞い込んできた仕事は、軍事クーデターによって独裁政権を樹立し、民衆が弾圧されている南米の独裁軍事国を壊滅させることだった。アクションスターが勢ぞろいして、史上もっとも困難な死闘を繰り広げるアクション娯楽大作。日本では10月16日（土）より全国で公開。

【動画】映画『エクスペンダブルズ』予告編⇒


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