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映画『海猿』第3弾 製作費1.5割増しで3D公開決定

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 海難救助の最前線にいる潜水士、仙崎大輔の活躍を描く人気シリーズの完結編となる映画『THE LAST MESSAGE 海猿』(羽住英一郎監督、9月18日公開)が、3Dで公開されることが決まった。3D映画には『アバター』のように専用カメラで撮影する方法と通常に撮影した後で3D化する方法があるが、『海猿』の場合は後者の方法で、2D映像のポストプロダクションと並行して、3D変換作業を進行中。主演の俳優・伊藤英明も「3Dになることで、どんな広がりをみせるのか、僕自身今からワクワクしています」と楽しみにしている。

脱出! 『THE LAST MESSAGE 海猿』より(C)2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チームFNS27社 

脱出! 『THE LAST MESSAGE 海猿』より(C)2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チームFNS27社 

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 人気コミックを原作に、2004年に劇場映画として誕生した『海猿』は、2005年に連続ドラマ化、そして2006年の映画『LIMIT OF LOVE 海猿』でその年の邦画における実写映画興収ナンバー1になるまでの人気シリーズに成長。続編を待ち望む声に応え、昨年8月より映画第3弾の撮影が始まった。都内ロケを皮切りに、横浜、福岡・門司港、山梨・ダイビングプールなどで撮影を敢行。「より臨場感のある感動的な映像にするため」(臼井裕詞プロデューサー)、製作費が1.5倍に膨らむリスクを覚悟して3D化を断行した。3D版の完成は公開前ギリギリの9月上旬を予定。2Dと3D合わせて400スクリーン以上で同時公開される。

 最新作は、大型台風が接近している中、日韓共同の巨大天然ガスプラント施設で事故が発生。国家規模の重要プロジェクトの危機に、海上保安庁だけでなく韓国海洋警察庁も現場へと向かう。要救助者の救出を行う仙崎大輔(伊藤)らは、突然思いもよらない爆発に巻きこまれ、逃げ場を失ってしまう。国益か人命か、自分か他者か――。様々な思いが交差する中、制御不能の巨大プラントに取り残された大輔たちは、究極の選択を迫られる。9月18日(土)より「3D」全国東宝系ロードショー(2D同時公開)。

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