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宇宙飛行士・古川聡さん(47)が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」で27日、映画『はやぶさ/HAYABUSA』(堤幸彦監督、10月1日公開)の“宇宙試写会”が実施された。“地球上”では、「きぼう」の運用管制をしている宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター内で、同作に出演する俳優の鶴見辰吾と南海キャンディーズの山崎静代、的川泰宣JAXA名誉教授らがライブ中継で見守った。鑑賞後、古川飛行士が「しずちゃん、ボクシングもはやぶさ精神でがんばってください。ネバー・ギブ・アップ」とファイティングポーズでエールを送ると、しずちゃんは「ありがとうございます」と大興奮だった。 映画は、通信途絶、エンジン停止など何度も危機に見舞われながら7年間、60億kmにも及ぶ旅をして、昨年6月に奇跡的に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の物語。今回の“宇宙試写”用に編集された約9分間のダイジェスト映像を自身のパソコンで鑑賞した古川飛行士は、見終わった後、船内カメラに向かってニッコリ。ところが、続けて感想を述べている古川飛行士の映像が送られてくるも、音声が届かないトラブルが発生。「もう一度お願いします」という地球からのリクエストに、古川飛行士は笑顔で応じ、「私が目指していたISSではやぶさの映画を、観られたことをとても感慨深く思います」と話した。

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  • 世界初の“宇宙試写会”は大成功 国際宇宙ステーションの古川聡宇宙飛行士(画面)と筑波宇宙センターに集った山崎静代、鶴見辰吾、的川泰宣JAXA名誉教授
  • 「いまこそはやぶさ精神を世界に見せるとき」と宇宙からエールを送る古川聡宇宙飛行士
  • 筑波宇宙センターに足跡を残した鶴見辰吾と山崎静代
  • “宇宙試写会”に立ち会った俳優の鶴見辰吾、山崎静代(南海キャンディーズ)、的川泰宣JAXA名誉教授
  • ただいま“宇宙”で映画『はやぶさ/HAYABUSA』ダイジェスト版上映中
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