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佐藤隆太、麻生久美子ら、映画『ロック』のロケ地・三宅島に凱旋

 俳優の佐藤隆太麻生久美子らが15日から1泊2日の日程で、映画『ロック〜わんこの島〜』(中江功監督、7月23日公開)のロケ地・東京都三宅島を約7ヶ月ぶりに訪れた。7月15日は、ちょうど1年前に映画のモデルになった犬のロックが14歳で亡くなった命日でもある。同作の撮影にも全面的に協力した島民たちの大歓迎を受け、主演の佐藤は「改めて感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのおかげで、三宅島が大好きになりました」と感無量な様子だった。

映画『ロック〜わんこの島〜』のロケ地・三宅島でプレミア試写会が行われた。主演の佐藤隆太は「島の人たちが“おかえり”と声をかけてくれたのが、本当に嬉しかった」と話していた 

映画『ロック〜わんこの島〜』のロケ地・三宅島でプレミア試写会が行われた。主演の佐藤隆太は「島の人たちが“おかえり”と声をかけてくれたのが、本当に嬉しかった」と話していた 

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 同作は、2000年に三宅島雄山が噴火し、全島民が島外へ避難した大災害で、離れ離れになった家族と一頭の犬の実話をもとに、家族の在り方、故郷の想い、人と人のつながり、人と犬との絆、復興の希望などを描いた物語。

 三宅島を訪れたのは、ロックの飼い主「野山一家」を演じた佐藤、麻生、子役の土師野隆之介、倍賞美津子らキャストと中江監督の5人で、15日早朝に三宅島に到着。野山一家の営む民宿「たいよう」のセットが組まれていた跡地に立ち寄った後、椎取神社で平野祐康三宅村村長と合流し、映画のヒット祈願を行った。同神社には先の噴火の際に泥流に埋没してしまった鳥居と拝殿がそのまま残されており、噴火のすさまじさをまざまざと見せつける。さらに、ロックの実際の飼い主、沖山勝彦・有紀夫妻の民宿「夕景」を訪ね、ロックの小屋にビーフジャーキー、からあげ、牛乳煎餅の好物3点と花を供えて、映画の完成を報告した。

 同作のプレミア試写会は、阿古体育館(旧阿古小学校)を会場に、2日間で3回上映が行われ、計1150人、島の人口の約4割が参加する盛況ぶり。平野村長は「出来は120%。2000年の噴火、苦労した数ヶ月、避難をしていく様子、慣れない都会での4年5ヶ月、帰島の準備、三宅島に帰ってきてから…、まさに、私たちが体験したことがこの作品では見事に描かれています」と大絶賛した。

 麻生は三宅島再訪の感想を「この作品が三宅島を代表する映画になって、その先何十年も愛され続ける映画になれば嬉しい。今回、沖山夫妻とも打ち解けていろいろな話しができたのは、作品を気に入ってくださったからだと思うし、それが嬉しかったです」と話していた。

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