俳優の伊東四朗が『第4回したまちコメディ映画祭』（東京・台東区で9月16日開幕）で、「コメディ栄誉賞」を受賞することが決まった。「映画×したまち×笑い×音楽」をテーマに年に1回開催される同映画祭で、“笑い”で多くの人々に喜びを与え続ける人について、その功績をたたえる「コメディ栄誉賞」には、これまでに第1回小沢昭一氏、第2回コント55号、第3回故・谷啓氏が受賞している。

　伊東は、1960年〜1970年代に3人組のお笑いグループ「てんぷくトリオ」を結成しお茶の間の人気者となる。その後は、「電線音頭」のベンジャミン伊東、連続テレビ小説『おしん』をはじめとするドラマや映画、バラエティ番組『伊東家の食卓』など、幅広くかつ長く活動。その中で、「最後の喜劇役者」と形容されるほどコメディにこだわってきた。

　同映画祭は、9月17日（土）に授賞式と、伊東の受賞を記念したトークショー、出演映画『進めジャガーズ　敵前上陸』（1968年）、『スーパーの女』（1996年）、『THE有頂天ホテル』（2006年）の特集上映を行う。

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