“ラブ注入”でブレイク中のお笑い芸人・楽しんごが、7月スタートの新ドラマ『美男（イケメン）ですね』（毎週金曜・後10：00 TBS系）で“オカマ”のヘアメイク役として連続ドラマに初出演することが11日、わかった。韓国の同タイトルのドラマをリメイクした同作。主演の瀧本美織、玉森裕太、藤ヶ谷太輔（いずれもKis-My-Ft2）、八乙女光（Hey!Say!JUMP）ら “訳あり”ロックバンド「A．N．JELL」をかき乱す、トップアイドル・NANAのスタッフとして登場する。原作にはないオリジナルキャラクターでの起用とあって、「一番印象に残るくらいインパクトを与えたい」と並々ならぬ気合いで挑む。

　劇中の楽しんごは、AKB48・小嶋陽菜演じる清純派アイドルとして絶大な人気を誇るNANAの傲慢で意地悪な裏の顔を知る1人。最も共演シーンが多くなる小嶋に対しては「大好きなので共演出来て嬉しいです」とラブコールを送っている。しかし、その一方で「（撮影では）誰よりも自分が可愛いと思う超ナルシストになる」と豪語し、ライバル心ものぞかせている。

　また、初の連ドラの現場でイケメンぞろいのジャニーズメンバーとの共演に、「もう光栄すぎて、今から先走っちゃってます。何かある度にみんなでドドスコしたい」と早くも興奮気味。狙いを定めているのはツンデレ王子のレン役・玉森だそうで、クランクインが待ちきれないといったところだ。　

　オリジナルキャラクターを投入してまで楽しんごの起用を決定したのはプロデューサー・高橋正尚氏。「キラキラした“王道恋愛ドラマ”である今回のドラマにあってホッコリとした笑いを届けてくれる彼の魅力は必要不可欠」と、独特な存在感に太鼓判を押している。

　今クールは先輩芸人・ケンドーコバヤシをはじめ、各局のドラマに芸達者な芸人たちが多く起用され、若手コンビ・ピースの綾部祐二も“月9”でドラマデビューと「連ドラ出演＝売れっ子芸人」という図式が成立している。先輩芸人の後に続き、新たな“俳優芸人”誕生が話題を集めそうだ。