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園子温監督、『ヒミズ』実写映画化は「大変な名誉で冒険」 染谷将太、二階堂ふみが出演

 『行け!稲中卓球部』などで知られる人気漫画家・古谷実の残酷青春物語を、『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』の園子温監督が映画化する『ヒミズ』(2012年公開)のメインキャストが10日、発表された。心に闇を抱えた主人公・住田を俳優の染谷将太(18)、ヒロインの女子中学生・茶沢を女優の二階堂ふみ(16)が演じる。

 原作は、2001年から2003年にかけて『ヤングマガジン』(講談社)に連載され、ギャグ一切なしで、人間の心の奥に隠れた暗い部分を浮き彫りにした作品。「普通の人生」を目指す男子中学生の主人公は、ある事件を機に心に深い闇を抱え、「普通」とはほど遠い生活を過ごすようになっていく。

 メガホンを取る園監督も、「原作は大好きで何回も読み返していた」という。容赦ない暴力描写だけでなく、人間の奥底に潜む本質をえぐり出す演出で一目置かれる園監督だが、この原作に対しては「実写で映画化する事は、大変な名誉であり、冒険」と語る。「この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたい」と、茨城県内に特設セットを建てて撮影に入った。途中、カンヌ国際映画祭の監督週間に招待された『恋の罪』(11月公開)の上映に立ち会うなど、多忙を極めたが、5月末までに無事撮影を終え、編集段階に入っている。

 住田役の染谷は、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(2011年)や『東京公園』(6月18日公開)、来年公開『ALWAYS 3丁目の夕日’64』への出演も決まっている若手実力派。「園監督作品への出演はずっと熱望していました。今回すごく嬉しかったですが、決まったと同時に“怖さ”もありました。皆さんが体験したことのない青春映画に仕上がると思いますのでご期待下さい」とコメントを寄せた。

 今年公開の『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』でのヒロイン役が記憶に新しい二階堂は、「役が決まった時は嬉しすぎて叫びました(笑)。監督は厳しかったけれど、とても優しかったです」と体当たりで挑んだ同作に充実感をにじませた。

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