スペイン・マドリードに本拠地を置くサッカークラブチーム、レアル・マドリード・クルブ・デ・フトボルで監督を務めるジョゼ・モウリーニョのドキュメンタリー番組『王者の資質』（22時〜）が30日、WOWOWで放送される。同番組でナレーションを務めた佐藤隆太は「大げさに言ったら、死ぬまでに1本撮れたらいいなと思っています」と映画監督デビューへの意気込みを語った。

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　佐藤は「素晴らしい指導者だと思いました。男として生き方としても見習いたいというか、芯のある男になってみたいと思いました」と世界最高の監督と称されるモウリーニョについて語り、「すごく刺激をもらえる、全く違う仕事をしている人にも勇気づけられたり、力をもらえるんじゃないかと思います」とコメントした。

　ドラマ＆映画『ルーキーズ』で監督役に挑戦した佐藤は、映画化されモウリーニョ役をやるとなったら「絶対やりたいですよ。まぁすごいブーイングでしょうけど。見ながら思っていました、この人の役やりたいなって。川藤とはまた違ったたたずまいですし」と意気込んだ。

　また同作品を通して佐藤は「自分を信じて、まわりにどう言われようと、これが自分の最高だと思えるだけの準備というか自信を持っていたい」と改めて感じ、「役者、父親として、ある種の指導や教えをするというのは子供に対してのことで、自分の娘に対しても、タイプは全然違うが、大事なことを胸を張って言えるような父親になりたいなと思いました」と父親の顔をのぞかせた。