俳優の五十嵐隼士が21日、東京ドームシティで行われたチャリティーイベント『チャリティnonコレ』に、映画『パラダイス・キス』で演じている女装の麗人・イザベラの役衣装で登場した。五十嵐は役柄そのままの女性口調で「女装は、やっぱり気持ちいいですね」と恍惚の表情。その後、瀬戸康史らとのユニット・D☆DATEとしてライブを披露するも「早着替えが早すぎて、青いコンタクト付けたままだよ」と、舞台裏のドタバタ劇を苦笑いで振り返った。

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　共演者の山本裕典、賀来賢人、大政絢と共に登壇した五十嵐は「いかんせん（地声が）ダミ声なんで、ちょっと（役を）作らないとダメなんです」と語り、終始オネエ口調。予定にはなかったランウェイでのウォーキングも披露し「音響さん、私に惚れたわね。気持ちいい」と観客の視線を一身に浴びて満足気だった。

　その後、10分ほどのファッションショーをはさみ、瀬戸、荒木宏文、堀井新太と共にD☆DATEとしてパフォーマンス。五十嵐はブルーの瞳のまま、デビューシングル「あと1cmのミライ」と2ndシングルの「CHANGE my LIFE」を歌い切っていた。

　女優の北川景子が主演の映画『パラダイス・キス』は、大学受験を控える女子高生・早坂紫が、ファッション業界での活躍を目指す専門学校生から学園祭のショーモデルにスカウトされたのを機に、ファッションモデルを目指して成長していく青春ストーリー。6月4日（土）より公開される。