タレントのIZAMが20日、主宰劇団・ベニバラ兎団の公演『行けっ！風間山荘。』（21日〜24日　東京・ザムザ阿佐谷）の第6回公演のリハーサルを公開した。恐妻家として知られるIZAMだが、他の出演者から「そういえば奥さん（吉岡美穂）はベ二バラ全然観に来ないよね〜」といじられ、「そんな事言うとまた怒られちゃうよ〜」と慌てて反論。今回も「一番下の子供がまだ小さいから公演には来られないかも…」とタジタジだった。

　野沢トオル演出による今回の舞台は、あさま山荘事件をモチーフしたポリスコメディー。長野県の山荘で立て篭り事件が発生し、捜査本部長に就任したばかりの財前総一郎（IZAM）が困惑し、特殊部隊SATを要請したが、その下部組織であるSUT（スット）が来てしまうというドタバタ劇。

　東日本大震災の影響で舞台を延期していたが、「被災地のファンの皆様から『貴方たちが希望を見せてくれないと私たちも立ち直れない。積極的に進めて下さい』とお叱りを受けた」といい、「公演を通して頑張りを伝えていきたい」と抱負を語った。終演後には出演者が被災地への義援金を呼びかけ、日本赤十字社に全額寄付するという。