3月28日から31日まで米ネバダ州のラスベカス、シーザースパレスホテルで開催されていた北米最大の映画祭『シネマコン』（旧ショー・ウエスト）の授賞式で、英国出身の新人女優ロージー・ハンティントン・ホワイトレイが“明日のスター”賞に輝いた。

　ヴィクトリアズ・シークレット、ラルフ・ローレン、バーバリー、DKNYなど有名ブランドの広告を飾るモデルとして活躍してきたロージーは、シリーズ最新作となる『トランスフォーマー／ダークサイド・ムーン』（マイケル・ベイ監督、7月29日公開）で、500人の候補の中から主人公サムの恋人役カーリー役を射止め、女優デビューを果たす。今後、女優としての活躍も期待される注目ガールだ。

　同映画祭は、全米劇場主協会が主催し、メジャー各社が年度内の一押し作品や、次年度以降のビッグタイトルをプレゼンするイベント。その年のハリウッドの興行を左右するといっても過言ではない、非常に大きく、かつ重要な役割を担う場となっている。

　ロージーが選ばれた“明日のスター”賞の注目度は、同映画祭の中でもひと際大きく、過去には、男性ではジョニー・デップ（1990年）、ブラッド・ピット（1993年）、ウィル・スミス（1995年）、マット・デイモン（1998年）、ヒース・レジャー（2001年）、ヘイデン・クリステンセン（2005年）、シャイア・ラブーフ（2007年）、女性では二コール・キッドマン（1992年）、キャメロン・ディアス（1997年）、ヒラリー・スワンク（2000年）、ナオミ・ワッツ（2002年）など、今、まさにハリウッドで活躍しているスターが受賞している。

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