お笑いタレント・世界のナベアツの長編映画監督デビュー作『さらば愛しの大統領』のDVD発売に先駆け、4月16日（土）に大坂・難波のYES前広場で、本編ディスク（87分）を先着100名に前代未聞の100円で販売することが8日、わかった。“アホな映画”ゆえの“アホ”価格。同広場では、100円DVD購入者を対象にした“アホ”イベントも実施される。

　劇中のセリフ「人生“アホ”のほうがちょうどいい！」にちなみ、儲けなどを度外視した「オモロー」な話題を振りまく。通常は3990円するDVDだが、この日に限ってはワンコイン。さらにイベントの“参加権”も兼ねた大盤振る舞いだ。

　吉本の若手芸人や芸人を目指すNSC生も多数参加する予定のイベントは、参加者で一発芸やアホなことを叫んで笑い合うという“ラフ”な展開が繰り広げられる。印象的な「アホ」を叫んだ人には、監督のナベアツから“アホ”の称号が贈られ、認定証が授与される。

　同映画は、「『笑い』が日本を救う！ 『笑い』がみんなを明るく幸せにする」をマニフェストに掲げ“大阪府合衆国初代大統領”に就任したナベアツに暗殺予告が届き、大阪府警随一のアホコンビ、早川刑事（宮川大輔）と番場刑事（ケンドーコバヤシ）が捜査に乗り出すという、お笑いギャグ・エンタテインメント作。

　関西限定ジャケット仕様と通常盤の2パターンからなるDVDは、メイキングや未公開シーンなど約100分を盛り込んだ特典映像ディスク付きDVD『さらば愛しの大統領』は4月20日に発売される。