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船越英一郎、「熱中時代」の校長就任 〜父・英二の代表作に「すごく悩みました」

 俳優・船越英一郎が、今春にスペシャルドラマとして復活する『熱中時代』(日本テレビ系)の校長役を務めることが4日、わかった。1970年代、俳優・水谷豊が主演した学園ドラマの金字塔ともいえる作品であり、当時の校長役は船越の実父・船越英二が演じている。親子2代にわたって同作品に携わることに、英一郎は「ずいぶん悩みました」と胸の内を明かす。今回、同作の30年後を舞台とし、俳優・佐藤隆太が主演に決定。現代版『熱中時代』に、前作の遺伝子を引き継いだ息子・英一郎が新たな風を吹き込む。

スペシャルドラマ『熱中時代』の校長役に挑む船越英一郎 (C)ORICON DD.inc 

スペシャルドラマ『熱中時代』の校長役に挑む船越英一郎 (C)ORICON DD.inc 

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 実父と一度も共演経験を持たない船越にとって、亡き父の当たり役を受け継ぐには躊躇があったようだ。「父親の代表作の1つでもあり、ドラマ史に名を連ねる、伝説のドラマですから」と心境を吐露。だが、彼の背中を押してくれたのは、昨年亡くなった母の言葉だった。「生前『ぜひお前の校長先生を見てみたい』って言ってくれたのです。ちょっと親父!力貸してよ!というような感じでやっています。懐かしさを持って迎え入れていただけたら」と、意気込みを語っている。

 30年前に熱血先生・北野広大が教鞭を奮った区立若葉台小学校に、この春から新任教師として佐藤演じる南雲大地が赴任。子ども達と真っ直ぐに向き合おうとする新担任と、その態度を“うざい”と一蹴する3年2組の生徒達との心の交流を描く。1stシリーズが放送された1978年当時、不器用だが子ども達の目線で分かり合おうとする北野の姿が感動を呼び、主役を務めた水谷と主題歌に起用された「ぼくの先生はフィーバー」は大ブレイクし社会現象にもなった。今回、マドンナ先生には『ゲゲゲの女房』(NHK総合)で知られる松下奈緒、インテリ教師役に歌舞伎界から市川亀治郎、南雲に手を焼く教頭役には渡辺いっけいら、個性派ぞろいの教師陣が集結している。

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