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南沢奈央、寄席で古典落語に初挑戦

 女優の南沢奈央(20)が、東京・赤坂BLITZで来月10日開催される『第2回 赤坂BLITZ寄席LIVE』で古典落語に初挑戦することが12日、わかった。小説をきっかけに落語の魅力にはまり、古今亭志ん生をはじめ普段からi-Podで落語に親しんでいるという南沢は、寄席出演に嬉しさと不安両方を感じながらも「会場全体の空気を自分のものに出来るように、けいこにも全力で励みます」と気合い十分。かねてよりファンで、同じ高座での共演は「奇跡」という落語家・柳亭市馬に弟子入りして“芸”を披露する。

 落語を介した人間模様を描き、国分太一主演で映画化もされた長編小説『しゃべれどもしゃべれども』(佐藤多佳子著)を高校生の頃に読んで興味を持ち、CDで聴き始めた。1年ほど前からは念願の寄席にも足しげく通うようになり、そこで触れた“声の表現力”に魅力を感じた。落語は「ただ座っているだけなのに、舞台セットで演技する以上に想像力が広がっていく」といい、女優として、声色1つで年齢や性別の異なる人物を巧みに演じる噺家は常に尊敬の対象となっている。

 国内唯一の演芸専門誌『東京かわら版』を普段からバッグに忍ばせる南沢が、昨秋、同誌に寄せた巻頭エッセーで「機会があれば落語をやってみたい」と綴ったことから出演依頼が殺到。主催者から「同世代に落語の楽しさを伝えることのできる、広報ウーマンに適任」と太鼓判を押された。当初は「生半可な気持ちで引き受けられない」と慎重な姿勢を崩さなかったが、「これも経験のうち」と出演を決め「落語に興味のない方にもぜひ魅力を伝えられたら」と使命感を胸に臨む。

 近年、『ちりとてちん』(NHK)や『タイガー&ドラゴン』(TBS)など落語を題材にしたドラマや映画なども増えており、いつか「私に(噺家)役のオファーがきたら、是非やりたいと思っていた」。役柄を飛び越えて本物の高座にあがることになった南沢だが、当日は、噺家の個性が反映される枕は女優経験を活かした内容で構成し、20分程度の古典落語を披露する予定。演目は「当日のお楽しみ」という。





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