俳優の竹野内豊が22日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で、映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』(平山秀幸監督、2月11日公開)の“太平洋戦争を伝えるキャンペーン”をスタートさせた。
同作の舞台は1944年、太平洋戦争末期のサイパン島。最大級の激戦地の戦いで、最後はわずか47人になりながらも、4万5000人もの米軍を翻弄、16ヶ月の間、多くの民間人を守り抜いた日本人・大場栄大尉の生きざまを描く。
この日、キャンペーンの出発式として同公園内にある“平和の火”の前で竹野内とスタッフはお祓いを受け、キャンペーンの成功と映画のヒットを祈願。その後、敷地内の平和祈念ホールで、戦跡・平和学習ガイドとして活動する松永光雄(まつながみつお)さん、修学旅行生にむけて沖縄戦の語り部として活動している90歳の安里要江(あさととしえ)さんによる講演会が催された。会場には沖縄の学生など126人が集まり、家族11人を戦争で失ったという安里さんの体験談などにショックを受けながらも、耳を傾けていた。
最後に竹野内も登壇し、「いま自分たちが得ている当たり前の幸せは、戦争を体験された多くの人々の苦しみの上になり立っているものだと思います。それは絶対に忘れていけないことですし、その方たちの戦争での体験や平和への思いを各地へ回るというこのキャンペーンでより多くの人に知っていただければと思います。この映画を観て伝えたいことというのは簡単に語れるものではありませんが、観てくださった皆さんの心のどこかに何かが残ればと思います」とスピーチした。
同作で竹野内は初めて軍人役に挑戦し、実在した日本兵を熱演した。年明け早々の1月2日に40歳の誕生日を迎える竹野内は、「完成したばかりの作品を観ましたが、これは後世に残る、残したい映画だなと思いました。30代最後の年にこの作品に出会えてよかったです。公開が待ち遠しいです」と話していた。
キャンペーンは、歴史を知ることで未来の日本について考えるきっかけにしてもらおうと、同作の製作委員会が企画。日本で唯一の地上戦地となった沖縄を出発の地として、1月末までに札幌、静岡、仙台、福岡、広島、大阪、名古屋で開催予定。各地で講師や戦争体験者などを招き、太平洋戦争についての講演会を行う。参加者には平和への祈りを込めて折り鶴を募り、最終的に千羽鶴にして映画の舞台となったサイパンへ奉納する。
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同作の舞台は1944年、太平洋戦争末期のサイパン島。最大級の激戦地の戦いで、最後はわずか47人になりながらも、4万5000人もの米軍を翻弄、16ヶ月の間、多くの民間人を守り抜いた日本人・大場栄大尉の生きざまを描く。
最後に竹野内も登壇し、「いま自分たちが得ている当たり前の幸せは、戦争を体験された多くの人々の苦しみの上になり立っているものだと思います。それは絶対に忘れていけないことですし、その方たちの戦争での体験や平和への思いを各地へ回るというこのキャンペーンでより多くの人に知っていただければと思います。この映画を観て伝えたいことというのは簡単に語れるものではありませんが、観てくださった皆さんの心のどこかに何かが残ればと思います」とスピーチした。
同作で竹野内は初めて軍人役に挑戦し、実在した日本兵を熱演した。年明け早々の1月2日に40歳の誕生日を迎える竹野内は、「完成したばかりの作品を観ましたが、これは後世に残る、残したい映画だなと思いました。30代最後の年にこの作品に出会えてよかったです。公開が待ち遠しいです」と話していた。
キャンペーンは、歴史を知ることで未来の日本について考えるきっかけにしてもらおうと、同作の製作委員会が企画。日本で唯一の地上戦地となった沖縄を出発の地として、1月末までに札幌、静岡、仙台、福岡、広島、大阪、名古屋で開催予定。各地で講師や戦争体験者などを招き、太平洋戦争についての講演会を行う。参加者には平和への祈りを込めて折り鶴を募り、最終的に千羽鶴にして映画の舞台となったサイパンへ奉納する。
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2010/12/23