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ジャルジャルが俳優として“初”受賞 第25回高崎映画祭

 群馬県高崎市で1987年より開催されている『第25回高崎映画祭』(2011年3月26日〜4月10日開催)の受賞作品・受賞者が20日に発表され、人気お笑いコンビ・ジャルジャル後藤淳平福徳秀介が最優秀新人男優賞を受賞した。映画初出演で初主演した『ヒーローショー』(井筒和幸監督)の演技が評価され、ふたりとも俳優として初の映画賞に輝いた。

 同映画祭は、地元の映画ファン有志が中心となり、例年3月下旬から4月上旬にかけて実施されているもので、邦画/洋画のベストセレクション上映、若手監督特集などを中心にプログラムを組んでいる。作品賞・監督賞などの賞の授与も行い、毎年著名監督、俳優が来祭している。

 『ヒーローショー』は5月29日より全国公開された作品。幼稚な思考が取り返しの付かない大事件を生み出す若者たちの群像劇。井筒監督も同作で最優秀監督賞を受賞(2006年受賞の『パッチギ!』以来、5年ぶり2度目)した。後藤は「若手らしい清々しい感性が感じられる演技」が賞賛され、福徳は「最悪の事態から這い上がる希望の光として、彼の存在感は爽やかな余韻を残すことに成功した」と高い評価を得た。

 最優秀作品賞は、瀬々敬久監督が全9章4時間38分の長尺で描く群像劇『ヘヴンズストーリー』(全国順次公開中)が受賞。家族を殺された幼い娘、妻子を殺された若い夫、ひとり息子を育てながら復讐代行を副業にする警官などを中心に、20人以上の登場人物が複数の殺人事件をきっかけにつながっていく11年間の物語。同作に出演した長谷川朝晴が最優秀主演男優賞、山崎ハコが最優秀助演女優賞、寉岡萌希が最優秀新人女優賞も獲得し4冠を達成した。

 また、『海炭市叙景』(公開中)の熊切和嘉監督、キャスト、スタッフ、関係者一同に対して、特別賞が贈られる。同作は、村上春樹、中上健次らと並び評されながら、文学賞に恵まれず90年に自らの命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志が、故郷・函館をモデルにした未完の連作短編小説の映画化。映画の企画から、資金を集め、撮影にいたるまでを、函館の市民が手がけ、協力して制作された。

 『第25回高崎映画祭』受賞作品、受賞者は以下の通り。授賞式は、3月27日に高崎市文化会館にて行われる。

◆最優秀作品賞:『ヘヴンズストーリー』瀬々敬久監督
◆最優秀監督賞:井筒和幸監督/『ヒーローショー』
◆最優秀監督賞:鈴木卓爾監督/『ゲゲゲの女房』
◆最優秀主演女優賞:吹石一恵/『ゲゲゲの女房』
◆最優秀主演女優賞:仲里依紗/『時をかける少女』
◆最優秀主演男優賞:長谷川朝晴/『ヘヴンズストーリー』
◆最優秀助演女優賞:山崎ハコ/『ヘヴンズストーリー』
◆最優秀助演男優賞:宮崎将/『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
◆最優秀新人女優賞:寉岡萌希/『ヘヴンズストーリー』
◆最優秀新人男優賞:後藤淳平/『ヒーローショー』
◆最優秀新人男優賞:福徳秀介/『ヒーローショー』
◆若手監督グランプリ:吉田恵輔監督/『さんかく』
◆若手監督グランプリ:真利子哲也監督/『イエローキッド』
◆特別賞:『海炭市叙景』熊切和嘉監督、キャスト、スタッフ、関係者一同

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  • 第25回高崎映画祭で最優秀新人男優賞を受賞したジャルジャル(写真左が後藤淳平、写真右が福徳秀介)と最優秀監督賞を受賞した井筒和幸監督(中央) (C)2010『ヒーローショー』製作委員会 
  • 最優秀作品賞の映画『ヘヴンズストーリー』のメインビジュアル (C)2010ヘヴンズ プロジェクト 
  • 特別賞の映画『海炭市叙景』のメインビジュアル (C) 2010 Yasushi Sato/ 

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