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仲間&檀、写真家・蜷川実花と初コラボで“究極の美”を再現

 女優の仲間由紀恵檀れいが初共演する来年1月スタートの新ドラマ『美しい隣人』(毎週火曜 後10時 関西テレビ・フジテレビ系)のポスター撮影とスポット動画を人気写真家・蜷川実花が手がけることが6日、わかった。“究極の美”を追求する3人がコラボするのは、今回が初めて。個性的なアイテムを駆使し、ドラマの世界観を表現した蜷川は、女性の「美しさと怖さ、強さと儚さの両方を表現したかった」とコンセプトを説明。裏の顔を持つ“ワケアリ女性”を演じる仲間も、劇中における檀との「関係性がよく出ていた」と、その出来栄えに自信をみなぎらせている。

どこか不思議な雰囲気を醸し出すドラマ『美しい隣人』のポスター 

どこか不思議な雰囲気を醸し出すドラマ『美しい隣人』のポスター 

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 どこかミステリアスな“魔性の女”マイヤー沙希(仲間)と、平凡な家庭で幸せに暮らす主婦・矢野絵里子(檀れい)。同作では、2人が隣人として居住して以来、沙希によって絵里子の幸せな日々が崩されていく模様をサスペンス・ホラーとして描く。ポスター撮影では、謎めいたキャラクターの仲間がシャープでスタイリッシュな衣装に身を包み、檀は主婦としてエレガントにコーディネートされた衣装で参加。およそ3時間、写真と映像の撮影を行った。

 今回、蜷川は“女は、苦しむ女を見るのが好き”というドラマのキャッチコピーを表現すべく、黒を背景にして床には「美しく繊細な形のなかにも、何かが起こりそうな恐いイメージがある」という真っ赤な彼岸花と、水に濡らした鏡の破片を敷き詰めた。撮影では、一見安心して寝そべる檀を仲間が見守る姿に見えるも、その裏では狂気の女としてしっかりと“ターゲット”を絞った構図を再現。これまで、著名人の写真集やCDジャケット写真を手がけ、吉原の遊郭を舞台に描かれた映画『さくらん』(2007年)で監督を務めるなど、独特の世界観を持つ蜷川の魅力が前面に際立った作品が完成した。

 これまで、コミカルなキャラクターでのドラマや映画の出演が多かった仲間は、今作では裏の顔を持つ女性として“新境地開拓”に挑戦。ふわっとした檀扮する絵里子のスタイルとは対照的に、パンツスタイルの沙希については「女性らしいけど、どこか冷たいクールな感じが(今回の撮影でも)良く出ていると思います」と分析。鏡と水でドラマの世界を表したことにも触れ、綺麗なものに危ないものが混ざっている「ドラマのイメージに本当にピッタリ!」と目を細めた。

 仲間と意味深に身を寄せ合った檀も、沙希と絵里子の“両極端”なキャラクターの女性が交わり、次々と起こる出来事に「どうなるのかとドキドキするような内容。女性の心のヒダが十分に描きこまれていると思います」とコメント。“花”のイメージが強い蜷川らしく、彼岸花に加えて撮影時には“一発勝負”で赤いバラが空中を舞う演出を行った。「写真や映像を通して、ドラマの世界観を感じて頂ければと思います。すごく楽しい撮影でした」と振り返っている。



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