Jリーグの年間表彰式『2010Jリーグアウォーズ』が6日、都内で開催され、今シーズン悲願のリーグ戦初優勝を成し遂げた名古屋グランパスの守護神・楢崎正剛が、史上初めてゴールキーパーから最優秀選手賞（MVP）に選出された。

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　1993年の開幕から毎年開催されている同アウォーズは、J1クラブの監督や選手の投票によって、その年のJリーグのシーズンで活躍した選手や監督、審判らに賞が贈られる、日本サッカー界の祭典。

　ベストイレブンには楢崎をはじめ、名古屋グランパス勢が5名選ばれ、得点王は17ゴールをあげた前田遼一（ジュビロ磐田）とジョシュア・ケネディ（名古屋グランパス）の2名が獲得。前田は初の得点王2年連続受賞の快挙を成し遂げた。

　会場には、俳優の大杉漣やプロフィギュアスケーターの荒川静香、Jリーグ特命PR部長を務めるタレントの木下優樹菜、同じくPR部女子マネージャーの女優・足立梨花らがプレゼンターとして駆けつけ、花を添えた。以下は主なタイトルと受賞者。

最優秀選手賞（カッコ内数字はベストイレブン受賞回数）
楢崎正剛　GK　名古屋グランパス（初）

ベストイレブン
楢崎正剛　GK　名古屋グランパス（5）
田中マルクス闘莉王　DF　名古屋グランパス（7）
増川隆洋　DF　名古屋グランパス（初）
槙野智章　DF　サンフレッチェ広島（初）
中村憲剛　MF　川崎フロンターレ（5）
マルシオ リシャルデス　アルビレックス新潟（初）
藤本淳吾　MF　清水エスパルス（初）
ダニルソン MF　名古屋グランパス（初）
遠藤保仁　MF　ガンバ大阪（8）
前田遼一　FW　ジュビロ磐田（2）
ケネディ　FW　名古屋グランパス（初）

得点王：前田遼一　FW　ジュビロ磐田（2）／ケネディ　FW　名古屋グランパス（初）

ベストヤングプレーヤー賞：宇佐美貴史　MF　ガンバ大阪

フェアプレー賞 高円宮杯：サンフレッチェ広島

フェアプレー賞（J1）：モンテディオ山形／横浜F・マリノス

フェアプレー個人賞：槙野智章　DF　サンフレッチェ広島（初）

最優秀監督賞：ストイコビッチ　名古屋グランパス（初）

最優秀主審賞：西村雄一

最優秀副審賞：相楽亨

Jリーグベストピッチ賞：日産スタジアム／アウトソーシングスタジアム日本平

最優秀育成クラブ賞：FC東京

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