女優・木村佳乃がナビゲーターを務める『木村佳乃のイマジンロード 〜ジョン・レノン生誕70年 愛と平和の旅路〜』（12日 後9：00〜 BS朝日）で、ジョンの妻であるオノ・ヨーコと初対談したことが5日、わかった。以前からアーティストとして世界にメッセージを送り続けるヨーコに憧れていたと語る木村。今年10月に歌手で俳優の東山紀之と結婚したこともあり、木村にとってヨーコは主婦としても“憧れの大先輩”。対談中には夫婦円満の秘訣に関するレクチャーがあったようだ。「これからの人生を生きていくパワーをもらいました」と、対談を終え余韻に目を輝かせた。

　1980年12月8日は、世界中が悲しみの涙を流したジョン・レノンの命日であり、同時に40歳の誕生日でもあった。今年はジョンの没後30年、そして生誕70年であり、同局ではロンドン生まれニューヨーク育ちの木村がナビゲーターとなり、ジョンの生誕の地であるイギリス・リバプール、ロンドン、そして終の棲家となったN.Y.をめぐり、世界的アーティストとして今なお現役のミュージシャンに多大な影響を与え続ける、彼の魅力に迫る。

　そして、同番組ではジョンと“ラブ＆ピース”を世界に発信し続けたオノ・ヨーコと木村の対談も実現。木村が実際に足を運んだ、ジョンとヨーコの出会いの場所・インディカギャラリーの印象などを語り合った。また、結婚して2人はお互いにどんな影響を受け合っていたのか など、夫婦のプライベートに話が及ぶと、ジョンについて「頭が柔らかくて、ユーモラスで多彩な才能のある人だったわね」と話し出したヨーコ。世界で最も有名なカップルの知られざる素顔が語られた。

　収録後、木村は「緊張しちゃいました…。あまりの緊張で聞きたいこと半分も聞けたかな？」と照れ笑い。「短い時間でしたがとても楽しみにしていたのでとっても嬉しかった。これからの人生を生きていくパワーをもらいました。ヨーコさんは、とてもパワフルな方で、やはり“アーティスト”だなと感じましたね」と、わずかな時間だったとはいえ中身の濃い対談に大満足したようだ。