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学園ドラマの金字塔『熱中時代』、佐藤隆太&松下奈緒で22年ぶり復活!

 俳優・佐藤隆太が、来年放送のSPドラマ『熱中時代』(日本テレビ系)で主演を務めることが2日、わかった。1978年に放送された同作の1stシリーズは、俳優の水谷豊演じた主人公・北野広大の熱血教師ぶりが反響を呼び、最終回視聴率が40%を超えた学園ドラマの金字塔。単発として1989年に放送されたSP版から実に22年、リメイクではなく完全オリジナル作品として復活。北野の指導を受けた生徒・南雲大地(佐藤)が30年後に教師となり、教壇に立つ。さらに南雲と対立する女性教師役には“ゲゲゲの〜”で国民的人気を得た女優・松下奈緒が決定。今回のオファーに佐藤は「オリジナルの熱中時代に負けないよう、精一杯がんばります」と気合十分だ。

ドラマ「熱中時代」で主演を務める佐藤隆太(c)日本テレビ 

ドラマ「熱中時代」で主演を務める佐藤隆太(c)日本テレビ 

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 物語は30年前に北野が教鞭を奮った区立若葉台小学校に、新任教師・南雲大地が赴任してくる日からスタート。夢と理想に胸を膨らませ、子ども達ととにかく真っ直ぐに向き合おうとする新担任と、それを“うざい”と一蹴する3年2組の生徒達との心の交流を描く。

 1stシリーズが放送された1978年当時、学園ドラマといえば思春期を迎えた高校生を扱う作品が大半を占めるなか、小学生にスポットを当てたのが同作。不器用だが子ども達の目線で分かり合おうとする北野の姿が感動を呼び、主役を務めた水谷と主題歌に起用された「ぼくの先生はフィーバー」は大ブレイクし社会現象にもなった。

 佐藤の教師役といえば、不良高校生たちを、野球を通じて更生させるという熱血漢役で話題を呼んだ『ROOKIES』(08年放送 TBS系)がおなじみ。だが今回は、大ヒット作品の続編、さらに30年を経て小学生が抱える問題も激変し、学級崩壊、お受験戦争、モンスターペアレンツに学校裏サイトと、当時では想像も出来なかった教育問題と向き合うこととなる。だからこそ、佐藤演じる“熱中先生”がどのように生徒たちと心を通わせていくのか? 注目したいところだ。

 同作のヒロインには、児童と距離を保ち過干渉を避ける朝比奈遥に松下奈緒。彼女もまた「まさか自分が参加できるとは思いませんでした。それに、私の周りの大人の人たちのリアクションが大きくて」と、作品の重みをかみしめているようだ。このほか、教育論に精通しているインテリ教師には歌舞伎界から市川亀治郎、そして熱血漢の南雲に手を焼く教頭役には渡辺いっけいら個性派ぞろいの教師陣。津川雅彦室井滋、さらにタレント・ガッツ石松と多彩な顔ぶれがそろっている。

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  • ドラマ「熱中時代」で主演を務める佐藤隆太(c)日本テレビ 
  • ドラマ「熱中時代」でヒロインを演じる松下奈緒(c)日本テレビ 
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