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【東京国際映画祭】GACKTのハリウッドデビュー映画お披露目 舞台あいさつは「GACKTでなくてすみません」

 『第23回東京国際映画祭』(31日まで開催中)で27日、歌手のGACKT がハリウッド映画に初出演した映画『Bunraku』(ガイ・モシェ監督)が特別上映された。舞台あいさつには共演の俳優・菅田俊海保エミリが登壇し「GACKTでなくてすみません」。GACKTは「上映が急遽決まったこともあり、どうしてもスケジュールの調整がつかず、会場に行けなくてとても残念です」と文書でメッセージを伝えた。

英語で流暢にあいさつした海保エミリ (C)ORICON DD inc. 

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 同作は、日本の伝統芸能の文楽をはじめ、折り紙やゲームなど和にゆかりのある多彩な要素を盛り込んだ異色のハリウッド作品。GACKTは米俳優ジョシュ・ハートネット演じる主人公の相棒役Yoshi役で、サムライを演じて いる。

 GACKTは「この作品は、非常にユニークな映像アプローチをふんだんに使っています。『Bunraku』というタイトルからイメージされるように、紙で作られた世界観や人形芝居的な表現が非常に盛りだくさんです。この世界を表現するのに、非常に多くのCGを使っていますが、アクションは一切CGを使わず、スタントマンも使わないで役者自身が演じ、撮影しているのもまた、こだわりの一つです」と見どころを綴っていた。

 ヤクザに刑事、『仮面ライダーZX』もコミカルな役柄も幅広くこなし、ハリウッド映画の出演経験もある菅田は「GACKTさんは本当にいい人でした。彼の芝居をモニターで見ていたら、『ファイナル・ファンタジー』のように美しくて、いっぺんにファンになりました。アメリカのスターたち存在感では負けていなかった」と絶賛。

 また、同作で映画デビューする海保も、「GACKTさんとの最初の共演シーンでは、緊張のあまり頭が真っ白になって、セリフが飛んでしまった。なのに、GACKTさんはイライラすることもなく、セリフを覚える練習にも付き合ってくれて、すごくお世話になりました。王子でした」と話した。

 海保は、モデルとして活躍した後、一念発起して渡米。ロサンゼルスのレストランで同作のキャスティングディレクターと出会い、オーディションに誘われて受けたところ合格。「ルーマニアで3か月、撮影があるから、3日後に出発してと言われた。ハイ行きますと二つ返事で答えました」と、トントン拍子で“アメリカン・ドリーム”をつかむ幸運に恵まれた。

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  • 英語で流暢にあいさつした海保エミリ (C)ORICON DD inc. 
  • 『Bunraku』に出演する菅田俊(左)と海保エミリ (C)ORICON DD inc.  
  • 映画『Bunraku』より (C)Bunraku Productions,LLC(a subsidiary of Snoot Entertainment) 
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