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向井理、来年2月に舞台デビュー「強い手応え感じる」

 引っ張りだこの俳優・向井理が、ニール・ラビュート作の『ザ・シェイプ・オブ・シングス〜モノノカタチ〜』で来年2月に舞台デビューを飾ることが27日、わかった。向井は「初めての舞台なので周りの方々に支えていただくことばかりかもしれませんが、観に来てくださった方々に何かを感じてもらえる作品になるよう、一生懸命、そして楽しんで演じたいと思います」と気合十分。演出を手掛ける三浦大輔(演劇ユニット・ポツドール主宰)も「女性ファンが、がっかりするくらい、とことんカッコ悪く演じてほしい」と強い期待を寄せており、今年一気にブレイクした向井の新たな一面が引き出されそうだ。

来年2月公演の『ザ・シェイプ・オブ・シングス』で舞台デビューが決定した向井理 

来年2月公演の『ザ・シェイプ・オブ・シングス』で舞台デビューが決定した向井理 

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 ドラマ『ゲゲゲの女房』、『ホタルノヒカリ2』、公開中の映画『BECK』と出演作が立て続けにヒットし、今後も『Paradise Kiss』、『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia』と映画2本が公開予定。さらには来年のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』に徳川秀忠役で出演が控えるなど多忙を極める向井が、今度は生身で観客と向きあう。舞台は2001年に英ロンドンで初演されるや賞賛と共に波紋を呼んだ問題作として知られ、向井のほか、美波、米村亮太朗(ポツドール)、川村ゆきえで男女4人の異質な恋愛を描く。

 むっちりした体にセンスのない洋服を着て、大学とバイトだけの疲れ果てた生活を送るアダム(向井)は、好意を寄せるジェニー(川村)に告白できないままでいた。気がつけば親友フィリップ(米村)と婚約してしまう彼女をよそに、自身は警備のバイト中に出会った美しい美大学院生のイブリン(美波)と交際を始める。イブリンの提案で体を鍛え、見た目もカッコよくなり、ふだんの行動すら変化していくアダム。冴えない学生生活を脱却させていくなか、イブリンの助言には、愛ゆえではなくある目的が隠されていた――。

 演出の三浦は2006年『愛の渦』で第50回岸田國士戯曲賞を受賞。今年公開された峯田和伸(銀杏BOYZ)主演の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で映画監督デビューも果たし熱い注目を浴びるなか、初めて翻訳劇の演出に挑戦する。刺激的な作品を前に「三浦さん、共演者の方も経験も実力もある方々が参加されているので、先日の本読みでも強い手応えを感じました」と初舞台への興奮を語る向井、果たして「女性ファンががっかりするぐらいカッコ悪い」演技をどう応えるのかが注目だ。

 『ザ・シェイプ・オブ・シングス〜モノノカタチ〜』は、2011年2月10日(木)〜24日(木)東京・青山円形劇場ほか、3月5日より茨城・水戸、新潟、大阪、広島、大分、福岡で地方全15公演を予定。



◆今年“舞台デビュー”を飾った芸能人たち

市原隼人AKB48・藤江れいな堀北真希平岡祐太



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