福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』の総合演出を務める大友啓史氏が27日、東京・新宿バルト9で米人気海外ドラマ『ギャラクティカ』とのコラボトークショー『GALACTICAサーガ終結祭』に参加した。映像をはじめ、あらゆる面で歴史あるドラマに“新風”を巻き起こしてきた大友氏は、両作品の共通点として「歴史モノではなく“人が生きた証”を描いている」という部分を挙げて絶賛。『ギャラクティカ』を鑑賞して、ドラマ演出におけるヒントを得たようで「(次回作は)SFを作りたくなってきますね」と、新ジャンル開拓に意欲を燃やした。
同作は、自ら創造した機械生命体サイロンからの核攻撃を受け、かろうじて生き残った人類が宇宙空母ギャラクティカとともに新たな土地を求めてサバイバルを続ける壮大なサーガ。1980年代に公開されたオリジナル版のリメイクとして、全4シーズンとスピンオフ2時間ドラマ2本が制作された。
イベントでは、映画・海外ドラマのライターとして知られる清水節氏も登場し、同作を単なるリメイクではなく“再構築”している点を高く評価。大友氏も『龍馬伝』を単なる時代劇の「歴史モノではなく、人の生きた証を描いている」と点を挙げた。また「日本の未来を描こうとしているんです。外国人がいる長崎は、メキシコのように描きました」と偉人伝を“再構築”したのは、時代劇というジャンルに「気安く入ってきて欲しい」という願いから、その流れを作ったと明かした。
これまでの既成概念を取り払うような製作手法にも触れ「新たなカメラを導入して、クリアじゃないフィルムっぽい映像を再現しました」。あくまで“目で見る映像”を意識し「見えないものは見えなくて良い」という姿勢を貫くなど、「チャレンジングなことに挑んでいるのも、2つの作品の共通点ですね」と分析した。
この日は『ギャラクティカ』のなかから、圧倒的な人気を誇った作品や最終話を劇場のスクリーンで上映。集まったファン130人を楽しませた。
同作は、自ら創造した機械生命体サイロンからの核攻撃を受け、かろうじて生き残った人類が宇宙空母ギャラクティカとともに新たな土地を求めてサバイバルを続ける壮大なサーガ。1980年代に公開されたオリジナル版のリメイクとして、全4シーズンとスピンオフ2時間ドラマ2本が制作された。
イベントでは、映画・海外ドラマのライターとして知られる清水節氏も登場し、同作を単なるリメイクではなく“再構築”している点を高く評価。大友氏も『龍馬伝』を単なる時代劇の「歴史モノではなく、人の生きた証を描いている」と点を挙げた。また「日本の未来を描こうとしているんです。外国人がいる長崎は、メキシコのように描きました」と偉人伝を“再構築”したのは、時代劇というジャンルに「気安く入ってきて欲しい」という願いから、その流れを作ったと明かした。
これまでの既成概念を取り払うような製作手法にも触れ「新たなカメラを導入して、クリアじゃないフィルムっぽい映像を再現しました」。あくまで“目で見る映像”を意識し「見えないものは見えなくて良い」という姿勢を貫くなど、「チャレンジングなことに挑んでいるのも、2つの作品の共通点ですね」と分析した。
この日は『ギャラクティカ』のなかから、圧倒的な人気を誇った作品や最終話を劇場のスクリーンで上映。集まったファン130人を楽しませた。
コメントする・見る
2010/10/28