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雨上がり・宮迫、『アメトーーク!』は“ダメ人間祭り”

 お笑いコンビ・雨上がり決死隊が司会を務める人気バラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。放送開始から7年を経過し、いまや日本を代表するバラエティ番組へと成長した同番組だが、その人気の要因はいったいどこにあるのか? 最新DVD第4弾の発売を記念し、ORICON STYLEでは雨上がりの2人と、誰よりも『アメトーーク!』を愛する出川哲朗にインタビューを敢行。宮迫博之が「“ダメ人間祭り”ですからね。皆さんも是非、優しい気持ちで観てもらえれば(笑)」と語るなど、出演芸人たちの愛すべき“ダメっぷり”をあますところなく語ってくれた。

インタビューに応じた出川哲朗と雨上がり決死隊 (C)ORICON DD inc. 

インタビューに応じた出川哲朗と雨上がり決死隊 (C)ORICON DD inc. 

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 『アメトーーク!』の魅力といえば、“ガンダム芸人”“ひな壇芸人”などの括りトークの確立。今回のDVDにも『中学の時イケてないグループに属してた芸人II』や『徹子の部屋芸人II』など人気企画が収録。宮迫は「でも、よくよく考えたら、頭おかしいタイトルばっかりですよね。大体、トーク番組でタイトルあるっていうのがそもそもおかしい!」と振り返る。さらに「“人見知り芸人”なんて、『私、人格が破たんしてます』って発表しているようなもんですから(笑)」(宮迫)と、『アメトーーク!』以外に成立しない企画であることを強調する。

 最新DVDには“徹子の部屋芸人”のような人気企画はもちろん、“RG同好会”“肥後という男”“ポンコツ芸人”など、好き者にはたまらないラインナップだ。「“ポンコツ芸人”は出演者全員40代で、全員体が壊れてる。“肥後という男”なんて、(ダチョウ倶楽部の)肥後さんの“生き様”が壊れてますから」(宮迫)。「実は一番まともなのが上島竜兵さんだというね(笑)」(蛍原)。

 これまでに、有吉弘行、サバンナ・高橋など、『アメトーーク!』への出演を機にブレイクした芸人は多い。今回のDVDに収録されている“町工場芸人”に出演したWコロン・ねずっち、ピース・綾部なども、同番組をきっかけにブレイクした。宮迫は「でも、どうもならなかったヤツもいるんですけどね。『鈴木拓ナイト』、『RG同好会』(共に12巻収録)、作品として面白かったのに、どうにもならなかった(笑)。スタジオに出てきたら一瞬で盛り上がるんです。でも2分で地獄と化すんですよ」と冗談半分に話すが、陽の目を見ることがなかった彼らにチャンスを与えた功績は大きい。

 『アメトーーク!』をこよなく愛する出川も「この間、芸人たちと飲んでて『今、芸人が一番出たい番組じゃないでかね』って話になったの。それって凄いですよね。芸人が出たいと思う番組ってカッコいいなって。その番組に携わらせてもらってるってことが嬉しい」と熱い思いを語る。プロの芸人たちがこぞって出演を切望し、自ら企画を持ち込む。視聴者からも芸人からも愛される番組…。『アメトーーク!』の人気の要因はそこにある。

◆『アメトーーク』特集 インタビュー / 収録カットフォトギャラリー

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