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皇后陛下、天才イサム・ノグチの母の人生を描いた映画『レオニー』をご鑑賞

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 皇后陛下が5日、東京・有楽町朝日ホールで行われた日米合作映画『レオニー』(角川映画配給、11月20日公開)のジャパンプレミアにご臨席され、映画を鑑賞した。同作は「地球を彫刻した男」として世界中にその名を知られる彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの物語。上映前には主演の米女優エミリー・モーティマー、原田美枝子竹下景子中村雅俊吉行和子山野海、松井久子監督が舞台あいさつに立ち、米ニューヨークから駆けつけたエミリーは「皇后陛下にお会いできて光栄です。(日本語で)楽しんでください」と話した。

映画『レオニー』ジャパンプレミアに皇后陛下が御臨席 

映画『レオニー』ジャパンプレミアに皇后陛下が御臨席 

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 完成まで7年を費やした同作の初上映に松井監督は「やっとこの日を迎えた。うれしいことに皇后陛下がジャパンプレミアをみなさんと一緒にご覧いただける栄誉に浴することができました」と感慨もひとしお。皇后陛下は松井監督の過去の作品、夫婦の愛と老いの姿を描いた初監督作品『ユキエ』(1998年)、老人介護を軸に家族の絆を描いた第2作『折り梅』(2002年)の2作品とも鑑賞していたことから、今回のジャパンプレミアにご臨席された。

 松井監督は上映中、隣の皇后陛下の様子が気になり「緊張しっぱなしだった」と語り、上映後には皇后陛下から「よいお仕事をされましたね、などとありがたいお言葉をいただいた」と話し、喜びと安堵の表情を浮かべていた。

 同作は、アメリカ人女性・レオニーがニューヨークで日本人の青年と出会い、愛し合って身ごもるが、男は一方的に日本に帰国してしまう。シングルマザーとなった彼女が、子供とともにアメリカと日本の二つの国で、20世紀初頭の困難な時代を生き抜いていく姿を描く。日本でレオニーと交流する津田梅子(津田塾大学の創始者)役の原田は「初めて英語で芝居をして本当に緊張しましたけど、日本人でもアメリカ人でも関係なく気持ちは超えられるものだという経験ができて感動しました」と話していた。

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  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに皇后陛下が御臨席 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに皇后陛下が御臨席 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した(前列左から)竹下景子、エミリー・モーティマー、原田美枝子、吉行和子(後列左から)松井久子監督、中村雅俊、山野海 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加したエミリー・モーティマー (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した吉行和子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した原田美枝子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した松井久子監督 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した竹下景子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『レオニー』ジャパンプレミアに参加した中村雅俊 (C)ORICON DD inc. 
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