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筒井康隆、生誕祭で本音爆発 『時をかける少女』は“金を稼ぐ少女”!?

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 9月24日に76歳の誕生日を迎えた人気SF作家・筒井康隆氏が25日、都内のシネ・リーブル池袋で行われた『筒井康隆生誕祭』で“本音”を爆発させた。『時をかける少女』をはじめ、長年愛される作品を生み出している筒井氏は、自身の小説から映画化されたものが13本もあることに「作者として(映像化は)否定的。でも大ヒットして賞をもらうとご機嫌になっちゃう!」とニンマリ。さらに『時を〜』を“金を稼ぐ少女”と称するとともに、1970年代に自身が送り出し、女優・芦名星主演で映画化される『七瀬ふたたび』(小中和哉監督・10月2日公開)についても「孝行娘ですよ!」と語るなど、会場の爆笑を誘っていた。

『筒井康隆映画祭』にてトークショーを行った筒井康隆氏 (C)ORICON DD inc. 

『筒井康隆映画祭』にてトークショーを行った筒井康隆氏 (C)ORICON DD inc. 

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 これまでの作家人生や、自身が原作を手がけた映画について振り返った筒井氏は「やっぱり(映画の)ナンバー1は、大林(宣彦)監督の『時をかける少女』ですね」とキッパリ語った。また、芦名と小中監督も出席したイベントの途中で、サプライズで特製のバースデーケーキが運ばれると「僕、甘いもの嫌い!これだけ食べたらお腹壊しちゃう。まぁ、後の処理は考えてるんでしょ?」と苦笑い。それでも、7本のローソクを消す際は、力一杯息を吹きかけて観客の拍手を浴びた。

 また、筒井氏はこの日が初対面の芦名について、そのスラっとしたモデル体型に目を細めつつ「最も七瀬らしい子。再評価してあげたい」と称賛した。出演が決まってから原作を読んだという芦名も、これには恐縮しつつ「ちゃんと、原作のエピソードを込めて演じようと思いました」とコメント。作品に対しては、能力者の苦悩やそれを乗り越える姿が「メッセージとして詰まっています」とアピールしていた。

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  • 『筒井康隆映画祭』にてトークショーを行った筒井康隆氏 (C)ORICON DD inc. 
  • 『筒井康隆映画祭』のトークショーで、用意されたバースデーケーキのローソクを吹き消す筒井康隆氏 (C)ORICON DD inc. 
  • 『筒井康隆映画祭』にてトークショーを行った(写真左から)芦名星、筒井康隆氏、小中和哉監督 (C)ORICON DD inc. 
  • 『筒井康隆映画祭』にてトークショーを行った芦名星 (C)ORICON DD inc. 
  • 筒井康隆氏のために用意された特製のバースデーケーキ (C)ORICON DD inc. 

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