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急逝した荒川修作氏のドキュメンタリー映画公開へ

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 俳優・浅野忠信がナレーションを務めるドキュメンタリー映画『死なない子供、荒川修作』(山岡信貴監督)の劇場公開が決まった。同作は、5月19日に米ニューヨークで急逝した芸術家・荒川氏の活動を振り返り、彼が生涯をかけて挑み続けた“人間の可能性”を探る。

映画『死なない子供、荒川修作』のワンシーン(配給:アルゴピクチャーズ)郎」製作委員会 

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 荒川氏は1936年、愛知県名古屋市生まれ。1960年代から世界中で個展を開催し、1970年ベネチア・ビエンナーレに出品した「意味のメカニズム」が注目され、代表作となる。そして、数千人の乳幼児を研究し、1995年にはテーマパーク『養老天命反転地』(岐阜県養老町)を作り上げ、2005年にその集合住宅版『三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller』を東京・三鷹に建てた。

 「天命反転」とは、“与えられた環境・条件を当たり前と思わずに過ごしてみるだけで、今まで不可能と思われていたことが可能になるかもしれない=天命反転が可能になる”という考え方。三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーは「天命反転」を成し遂げた人物なのだという。『養老天命反転地』は園内すべてが斜面になっていて、歩くだけでも足に通常とは異なる負荷がかかり、バランス感覚が必要とされる。『三鷹天命反転住宅』も同様に、人の身体を揺さぶる感覚が人間の持つ可能性に気づかせてくれる建物。荒川氏は「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と語っていた。

 映画では、常識を越えた荒川氏の言葉の数々をはじめ、宇宙物理学者・佐治晴夫氏のインタビュー、三鷹の“死なない家”で生活する人々の身体的変化、そこで生まれ育った子供の記録映像を織り交ぜながら、コーデノロジスト(哲学、芸術、科学を総合し、実践する者)として新しい都市計画を構想するまでに至った荒川氏の活動をたどる。12月より東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて公開。

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