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　『別冊マーガレット』（集英社）で2003年から2008年まで連載されていた河原和音の人気漫画『高校デビュー』が、俳優・溝端淳平（21）とファッション誌『Seventeen』専属モデルの大野いと（15）の共演で実写映画化されることが決まった。大野は同作で女優デビューも飾る。学校が夏休みの間、芝居の練習に励んだ大野は「私で大丈夫だろうかと何回も思いましたが、『だんだん上手くなってるよ』と言われたときは本当に嬉しかった。初めてで緊張していますが、すごくわくわくしています」と10月上旬のクランクインを心待ちにしている。

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　同作は、どんなに頑張っても彼氏ができない長嶋晴菜（大野）と、男にモテるコツを知り尽くした小宮山ヨウ（溝端）が繰り広げるラブストーリー。ヨウの指導を受け、晴菜はようやく好きな人に巡り合い告白するが、あえなく玉砕。そうこうしているうちに晴菜は、ヨウに惹かれている自分に気付き…。

　溝端は、今年、映画『NECK』『君が踊る、夏』（ともに公開中）の主演、TBS系ドラマ『新参者』、舞台『スマートモテリーマン講座』など多彩な活躍を見せるが、意外にも少女漫画に登場するような憧れの超二枚目キャラは初挑戦。「少女漫画はあまり読んだことはなかったのですが、原作を読んで一気に好きになり、ファンになりました。今までやったことないような役なので、俳優としても新しい側面を開拓できるよう精進したいと思ってます」と意気込みを語っている。

　監督は、『ハンサム★スーツ』の英勉。脚本は、ドラマ『猿ロック』『33分探偵』などを手掛ける福田雄一が担当する。2011年春、公開予定。

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