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NHK朝ドラ新ヒロイン・瀧本美織、アイドルグループからの本格的脱皮で新境地

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 今秋より放送されるNHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』のヒロインに1424名のなかから選ばれた、18歳の新鋭女優・瀧本美織。一見、名前だけではピンとこないかもしれないが、実は10代前半よりアイドルユニットで活動した経歴の持ち主。普通は緊張するであろうヒロイン発表会見でも“鼻ならし”を披露するなど、天然系な一面と強いハートを報道陣にみせつけた。そんな正統派美女の“素顔”に迫る。

NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』のヒロイン発表会見で意気込みを語る瀧本美織 (C)ORICON DD inc. 

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 瀧本は1991年10月鳥取県鳥取市生まれ。10代前半だった2003年、アイドルグループSweetS(2006年6月活動終了)のメンバー・MIORIとして芸能界にデビューした。メンバー5名のなかでは「自分から前へ前へ出るタイプではなく、むしろ他のメンバーに必死について行っている感じ。ただ、関係者へのあいさつはしっかりとしていたし、その笑顔は飛び抜けて良く、当時からファンも関係者からもひそかに注目されていましたよ」と音楽事務所関係者は語る。

 グループは2006年解散、無所属の状態だったが、その後現在の事務所スターダストプロモーションがスカウト。「竹内結子のような感じがあり、うちの事務所に多いタイプの顔。裏表の無い性格ですし、何より素朴さがある。朝ドラに決まり“最短距離”で我々の描いていたことを実現させたのは嬉しいけど、そのぶん本人は苦労もするかもしれないが頑張って欲しい」と、所属事務所は今後の伸びしろがある女優として期待を寄せる。

 容姿端麗なのはもちろん、その飾らない“素のやりとり”も魅力的だ。会見では冒頭から「ヒロインになっちゃいました〜!(朝ドラ抜擢を聞いて)頭は真っ白!『私〜?』と思ってビックリしました」とハイテンションで語りつつ、どこか憎めないキャラを振りまく。自ら主演をはることになる朝ドラにも「学校があるのであまり観たことがないです」とあっけらかんと語ってみせ、関係者を驚かせた。

 こうして“天然キャラ”の片りんをみせた瀧本の起用を決定した海辺潔チーフプロデューサーは、ドラマで肝となる意地悪な“お婆ちゃん”初音(富司純子)との共演で「素朴に映る子」をテーマにヒロインを探していたという。彼女については「素朴で、素直で、まっすぐな人。プレッシャーも前向きに楽しんでやれる子」と紹介。瀧本は今春より、都内大学への進学が決定していたが、まずは女優業で結果を出すべく休学を決断した。

 連続ドラマは今回が初挑戦だが、今年に入り映画『彼岸島』でヒロイン・ユキを演じ、映画『食堂かたつむり』にもたて続けに出演。自動車保険のTVCMにも起用されるなど、芸能界での経験は十分。演技経験こそ少ないものの「アイドルグループ時代から培ってきた経験や“度胸”は、体力的にも精神的にもハードな朝ドラで彼女を支える原動力になるはず」とドラマ制作関係者の期待も高い。

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