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　昨年、大規模な35周年ツアーを敢行した甲斐よしひろ率いる甲斐バンドが、今年4月9日から3日間に渡って、彼らの“原点”である博多・天神のライブハウス『照和』で行ったプレミアムライブの模様が映画化。ライブ＆ドキュメンタリー映画『照和 My Little Town/KAI BAND』として、全国で劇場公開されることが正式決定した。

　1974年に結成された甲斐バンドは、同年暮れにド1作目のアルバム『らいむらいと』でデビュー。翌年の「裏切りの街角」、1979年の「HERO（ヒーローになる時 、それは今）」などのヒット曲を生み出す。1987年に解散するが、5度の再結成の末、2009年に35周年記念の全国ツアーを敢行した。

　ライブハウス『照和』は、1970年11月にオープンしたライブハウス。チューリップ、海援隊、甲斐バンド、THE MODS、THE ROCKERS、長渕剛 など数々のビッグアーティストを輩出し、昨年、40周年の節目を迎えた。

　映画はドキュメンタリー映像とライブ映像で構成。ドキュメンタリー映像は舞台裏のメンバーの素顔を追い、千葉和臣（海援隊）、森山達也（THE MODS）、陣内孝則（THE ROCKERS）ら“照和”出身アーティストによるインタビューも収録されている。ナレーションは、俳優・大森南朋。監督は多くの音楽ビデオを手掛ける映像クリエーター、フカツマサカズ。

　10月1日（金）より『照和』の目の前にあるソラリアシネマで 福岡先行公開、12月18日（土）より、東京・シネセゾン渋谷ほか、全国で公開される。

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