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ブサかわ犬・わさおが主演で銀幕デビュー わさおの実話を映画化

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 “ブサイクすぎてかわいい”と人気の秋田犬・わさお(オス3歳)が映画主演デビューすることがわかった。捨て犬から人気犬になったわさおの実話をもとにした物語で、わさおが“本人役”で出演する、犬映画史上初の意欲作となる。相手役で、女優・薬師丸ひろ子出演。大の犬好きでありながら、これまで動物映画に出演した経験がなかった薬師丸だが「今回は、タレント犬ではなく、わさおが、わさお自身としてありのままの姿で撮影されるなら」と、初の動物映画への出演を快諾した。

ありのままのわさおの姿を映画館の大スクリーンで(写真提供:東映) 

ありのままのわさおの姿を映画館の大スクリーンで(写真提供:東映) 

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 秋田犬には珍しいライオンのようなフサフサ(わさわさ)の白い体毛を纏った、何とも言えない個性的で愛嬌のある顔をした、わさお。青森県鯵ヶ沢の一般宅で飼われていたわさおがブレークしたのは2008年春。旅行者にブログで紹介されたのがきっかけに、話題が全国に広まっていった。その後、マスコミの取材も殺到し、雑誌30媒体、テレビ50番組以上に登場。写真集も発売され、休日にはわさお目当ての観光客で、町内の道路に交通渋滞が起きるほどの社会現象となった。

 そんなわさおにも、今まで語られることのなかった、切なくも心温まる、過去の物語があった…。捨て犬から人気犬になったわさおの実話を、映画では“日本一夕日の美しい漁師町”といわれる鯵ヶ沢と白神山地でオールロケを敢行し、青森の美しい大自然を舞台に、心温まる感動の物語として描く。わさおの飼い主を演じる薬師丸は、「彼のありのままの姿が人間模様とうまく共存した映画になれば」と主演犬と一心同体になる演技を目指す。

 スタッフは、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男』(2010年)の監督・錦織良成、脚本・小林弘利、カメラマン・柳田裕男のチームが再結集。2011年春、全国で公開予定。

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