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大沢たかお、炎天下の完成報告会 綾瀬はるかとの熱愛報道には無言

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 大沢たかお主演映画『桜田門外ノ変』(佐藤純彌監督、10月16日公開)の完成報告会が25日、炎天下の茨城県水戸市の千波湖畔オープンロケセットで行われた。先月、人気時代劇ドラマ『JIN〜仁〜』(TBS系)で共演した女優・綾瀬はるかとの熱愛が報じられた大沢だが、報道陣からの声掛けには無言で素通り。猛暑の中、集まった2000人の一般客に向けては「2月の寒い雪の中で撮影していた時はボランティアスタッフやエキストラのみなさんの笑顔に励まされた」と感謝の言葉を述べ、笑顔で声援に応えた。開国・明治維新へと向かう日本の幕末の歴史に大きな影響を与えたとされる歴史的大事件を描いた同作に出演し、「自分の中で足りないもの、埋まっていないものに気付かされた」と話していた。

映画『桜田門外ノ変』の完成報告会に出席した大沢たかお (C)ORICON DD inc. 

映画『桜田門外ノ変』の完成報告会に出席した大沢たかお (C)ORICON DD inc. 

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 同作は作家・吉村昭の同名小説を実写映画化。江戸時代末期、安政7年(1860年)3月3日、尊皇攘夷派の弾圧を行った大老・井伊直弼が水戸・薩摩の浪 士らに暗殺された事件を、実戦部隊の指揮官だった 水戸藩の下級武士・関鉄之介の人物像を通して描く。

 会見には大沢のほかに、茨城県水戸市出身の渡辺裕之本田博太郎、日立市出身の渡部豪太、佐藤監督が出席。渡部は「故郷の空の下で、お芝居が出来たことが楽しくて、貴重な経験になりました」と喜びもひとしおの様子だった。本田も「40年前に田舎から東京に出て俳優になって、この作品でふるさとに微力ながらお返しできた」。渡辺は「納豆、アンコウ、水戸黄門。それしかないと思われてきたが、水戸にはもっと誇るべき人や史実があることを知らしめたいとずっと思っていた。(水戸藩士が抱いていた)国を変えようという使命感を表現できたと思う」と熱く語っていた。

 また、同作の主題歌歌手の発表も行われて、中国・四川省出身の歌手alanが登壇し、「哀しみは雪に眠る」を披露した。2008年・2009年に映画『レッドクリフ』(ジョン・ウー監督)の全世界主題歌を担当したのをはじめ、時代劇の主題歌を担当するのはこれが4度目となる。 同作の映画化には、映画作りをきっかけとした地域振興を目的に水戸市をはじめ、茨城県の強力な後押しがあり、撮影中も多くの市民がボランティアを買って 出るなどして全面協力。会見には、橋本まさる茨城県知事も駆けつけ挨拶した。総工費2億5000万円のオープンロケセットは、2月下旬より一般公開され、13万人が訪れる観光名所となっている。来年3月31日まで開場予定。

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  • 映画『桜田門外ノ変』の完成報告会に出席した大沢たかお (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『桜田門外ノ変』の完成報告会の模様 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『桜田門外ノ変』の完成報告会に出席したalan (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『桜田門外ノ変』の完成報告会の模様 (C)ORICON DD inc. 

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