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業界初、実写映画の“ブルーレイ3D”ソフト『タイタンの戦い』10月発売へ

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 今年は3Dテレビ元年と言われる。AV機器メーカーが次々に3D対応テレビや再生機器を発売。家庭で視聴する3Dコンテンツ(ソフト)の充実が期待されている中で、ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションが、実写映画作品では業界初となる“ブルーレイ3D”の発売を7月1日に発表した。タイトルは今年のGWに16億円のヒットを記録した米3D映画『タイタンの戦い』(10月6日発売)。ひと足先にその“ブルーレイ3D”を視聴した。

業界初、実写映画のブルーレイ3D『タイタンの戦い』(10月6日発売) 

業界初、実写映画のブルーレイ3D『タイタンの戦い』(10月6日発売) 

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 都内にあるSHARPの視聴ルームを訪ね、3D対応テレビと3D対応のブルーレイレコーダー/プレーヤー、専用の3Dメガネを借りた。まず、この“3つ”がそろっていないと“ブルーレイ3D”を観ることができない。

 同作の3D上映を劇場で鑑賞した時のことを思い出しながら、“ブルーレイ3D”の映像を観た感想は「ディテールまでよく見える」だった。劇場のスクリーンに投射された映像では気付かなかった細部までクリアに見える高画質映像に加え、自然な立体感を楽しめた。映画館では座席によって多少3D映像が見えにくくなることもあるが、自宅のテレビなら常にベストポジションで楽しめるだろう。

 ハードとソフトはいわば“ニワトリと卵”の関係だ。ハードがなければソフトは生まれず、ソフトがなければハードは普及しない。“ブルーレイ3D”ソフトの登場をきっかけに、「3Dテレビ市場を活性化させたい」とハード側のSHARPの関係者も期待を寄せる。7月30日に3D対応テレビを発売する同社では、ワーナーと組んだ共同プロモーション展開し、相乗効果のサイクルを加速させる狙いだ。

 3D対応液晶テレビ『AQUOSクアトロン 3D』と、“ブルーレイ3D”ディスク再生にも対応するレコーダー『AQUOSブルーレイ』の購入者には、特典として『タイタンの戦い』“ブルーレイ3D”を先着各5万人、計10万人にプレゼント(応募期間は7月30日〜12月31日)。発売前の“ブルーレイ3D”ソフトを大量に提供するのは、ワーナーにとっても異例のプロモーションとなる。

 『タイタンの戦い』は、ギリシャ神話をベースに人間と神々の戦いを描いたアクション・アドベンチャー大作。特撮映画の父といわれるレイ・ハリーハウゼン監督の最後の劇場用映画を、『トランスポーター』『インクレディブル・ハルク』を手がけたルイ・ルテリエ監督がリメイクした。主演は『アバター』でブレークした俳優サム・ワーシントン。通常ブルーレイ&DVDセットは8月25日発売。

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  • 業界初、実写映画のブルーレイ3D『タイタンの戦い』(10月6日発売) 
  • 映画『タイタンの戦い』のワンシーン (C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures. All Rights Reserved.  
  • ブルーレイ3Dソフトの再生・視聴には、3D対応テレビとブルーレイディスクレコーダー/プレーヤーの両方が必要 
  • 映画『タイタンの戦い』のワンシーン (C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures. All Rights Reserved.  
  • 映画『タイタンの戦い』のワンシーン (C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures. All Rights Reserved.  
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