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馬鹿ばかしいからこそ、大真面目に作った映画『リアル鬼ごっこ2』

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 5日公開の映画『リアル鬼ごっこ2』(柴田一成監督)。前作に続いてメガホンをとった柴田監督は、映像ソフトメーカーの会社員という異色の監督だが、前作のヒットは「山田さんの原作が子供たちに人気があったので、ある程度のヒットは予測できた」と冷静に分析する。

「ジャンル・ムービー大好き」 映画『リアル鬼ごっこ2』の柴田一成監督 

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 同シリーズは全国の“佐藤さん”を捕まえる殺人ゲームの恐怖を描いた山田悠介氏のベストセラー小説が原作。2008年に石田卓也主演で実写化した映画は、小説が発表された当時の主要読者層にあたる中高生から小学生年代にまで評判が広がり、興行収入5億円のヒットを飛ばした。

 柴田監督は「鬼ごっこ自体に子供をひきつける魅力があるし、タイトルがわかりやすい。鬼ごっこして捕まったら殺される話なんて馬鹿ばかしいことを大真面目にやってみたら、けっこう面白いものができるんじゃないか」と考え、完全オリジナルの脚本と監督を任された。

 もともと、『ターミネーター』(1984年)、『エイリアン2』(1986年)、『ダイ・ハード』(1988年)など、ハリウッドの王道中の王道ともいえるエンタテイメント映画を好む柴田監督は「日本映画で大作といっても製作費はせいぜい、数億円。その予算でハリウッドと同じ事をやろうとしても、かなうわけがない。でも、『リアル鬼ごっこ』という原作があれば、やり方次第で、ハリウッドに一歩でも近づくような表現ができると思っていた」。

 前作のヒットにより、製作費も少し増えた今作では、敢えて銃撃戦を取り入れた。「前作は予算がないから仕方ないと開き直るしかなかったが、今回は、馬鹿ばかしいからこそ、しっかり作らないとダメ」と勝負に出る。

 若い俳優たちが鬼に向かってマシンガンをぶっ放すシーンでは、銃の構え方ひとつをとってもリアリティを追求し、“ごっこ”遊びではない、本格的なアクションで演出し、観る者を飽きさせない。柴田監督は「日本映画で銃撃戦というと、刑事モノかヤクザ映画か、戦争映画しかないけど、もう少しリアルにやってみかった。賛否両論ありますが、自分を信じています」と力強く語っていた。

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  • メイキング写真(C)2010 リアル鬼ごっこ2 製作委員会 
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