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上村愛子、自身モチーフの楽曲で“音楽ビデオ”デビュー

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 バンクーバー五輪フリースタイルスキー・女子モーグル日本代表の上村愛子選手が、男性2組ユニット・mc2(エムシースクエアード)のデビューミニアルバム『ENEGY』(7月7日発売)の収録曲「アイノウタ feat.AI&CO-KEY」で、ミュージックビデオ(MV)に初出演することが5月31日、わかった。五輪でひたむきにメダルを狙う彼女の姿に感銘を受けたヒップホップ歌手・CO-KEYが楽曲を制作、上村が好きな歌手として挙げる1人・AIが歌唱する形となった。まさに“アイ”だらけのコラボに上村は「本当に嬉しいです。これまで頑張ってきて本当によかった!」と、自身をモチーフに作られた曲に喜びをあらわにした。

ミュージックビデオに初出演する上村愛子 

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 これまで、アーティストのMVにスポーツ選手が出演した例は、ONE☆DRAFTの「情熱」に出演した巨人・坂本勇人選手や、Metisの「キミに出会えてよかった」に出演した女子フィギュア・鈴木明子選手などがいるが、今回のようにアスリート本人と楽曲、MVが完全にリンクした形になるのは異例。本来であれば、五輪前後の時期に発表するのがベストだったが「五輪で活躍する上村選手への想いを終了後に“ガチンコ”で作ったため、この時期まで発表できずにいた」(レコード会社関係者)という。

 楽曲を制作したmc2は、徳島出身のMC・CO-KEYと大阪出身のトラックメーカー・MASTの2人で構成。CO-KEYは小栗旬主演の映画『クローズZERO』にも出演するなど、俳優としても活躍の場を広げている。MVは、上村の幼少期からトップアスリートとして活躍する現在までを楽曲に合わせて、4分半ほどの映像として編集。通常のMVのように演技をすることこそなかったものの、初公開の映像を使用レア映像になるという。

 CO-KEYは「(上村選手が)夢をあきらめず、何度も挑戦し続けている姿に感動、励まされ“愛”を感じました。今度は、それを僕が応援ソングとして作りました。(今月開催の)サッカーW杯で冬季五輪同様、世界を相手に戦う日本代表選手にも届いて欲しいですね」とエール。「だから負けないで」「上向いて」といった前向きなフレーズをはじめ、「Story」「LIFE」など、これまでの自身のヒット曲名が歌詞に散りばめられた作品を歌うことになったAIは「も〜気を緩めたら泣きそーでした(笑)映像と曲もマッチし過ぎて最高でした!」と、その完成度の高さに驚いていた。

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  • 上村愛子がミュージックビデオに起用されたmc2 

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