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渡辺謙&ディカプリオ初共演作、ハリウッド作品異例の日本用予告編

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 米俳優レオナルド・ディカプリオと俳優・渡辺謙の初共演作『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)の日本向け特別予告編が、このほど完成した。渡辺の出演や昨年6月に東京から撮影を始めた経緯があるとはいえ、ハリウッド大作がわざわざ日本用に予告編を作るのは極めて異例。ディカプリオと渡辺が対峙するシーンなどを新たに追加したノーラン監督のサプライズに、渡辺は「いよいよ公開が近づいて来ました。3Dとも違う、潜在意識の中に入り込む、新しい映像の幕が上がります。ぜひ劇場でこの予告を目にして下さい。きっとこの映画が観たくなるはずです」と自信満々にコメントしている。

日本語ポスター画像も解禁 (C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. 

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 同作は、『ダークナイト』で成功を収めたノーラン監督が贈る次世代アクション・エンターテインメント超大作。国際色豊かなキャストを起用し、登場人物たちが世界を股にかけ、人間の内なる誰にも知られたくない場所、すなわち無限の領域である夢の世界に侵入していく姿を描く。ノーラン監督が自ら執筆したオリジナル脚本で、「事前情報が与えてくれない作品こそが、観客に最も驚きを提供できる。『インセプション』が何かというベストの説明は、映画を観てもらうことなんだ。そうすると完全に理解できる」という監督の意向もあり、映画の内容について、これまでほとんど公表されていなかった。

 予告編完成に合わせ、今まで秘密にされていたストーリーの一部も明らかになった。渡辺が演じるのは、ノーラン監督が「実は脚本執筆の段階からケンをイメージして書いた」という強大な影響力を持った巨大企業のトップ。ディカプリオ演じる主人公・コブに半ば強制的に仕事を依頼する、作品の鍵を握る重要な役どころだ。約2分30秒の特別予告編では、雪山のシーンや波に呑み込まれ崩れていくビルなどの初公開シーンを含め、物語のアウトラインを垣間見ることができる。

 コブとその部下のスペシャリストたちで構成されたチームは、他人の頭の中に入り込み、最後にして最高難度のミッションに乗り出す。それは、アイデアを“盗み出す”のではなく他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”こと。これを成し遂げれば、それこそ真の完全犯罪が可能になる。

 特別予告編は29日(土)より全国の劇場(一部劇場を除く)で上映開始。また、7月23日(金)からの日本公開に先立ち、7月17日(土)〜10日(月・祝)の3日間、先行上映を行うことも決定した。

※映画『インセプション』特別予告編はこちらで視聴できます。

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  • 日本語ポスター画像も解禁 (C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. 
  • 公開されている唯一の場面写真。日本の障壁画らしきものが写り込んでいる(C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. 

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